長野県のグリーンボンド購入が始まります!
大和証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 荻野明彦)は、長野県が2025年10月に発行を予定しているグリーンボンドの購入を全国の大和証券窓口で開始することを発表しました。この特別な債券は、法人客向けに1,000万円から投資可能で、環境保護のための取り組みに資金を提供するチャンスとなります。
グリーンボンドの投資表明とは?
投資家が本債券を購入すると、その意義に賛同する形で自身の法人名を公表する「投資表明」を行うことができます。将来的には、投資表明を行った法人の名前が長野県の公式ウェブサイトで紹介される予定です。これにより、透明性のある形で環境への貢献を示すことができます。
長野県の持続可能な取り組み
長野県は、2019年に日本の都道府県で初めて「気候非常事態宣言」を発表し、2050年までのカーボンゼロを目指しています。2021年に策定した「長野県ゼロカーボン戦略」では、2030年度までに温室効果ガスの排出を2010年度比で60%削減する目標を設定。これらの施策を実現するため、県は令和2年度から継続してグリーンボンドを発行し、自然災害の影響を緩和しつつ、二酸化炭素の排出量を実質ゼロに近づけるためのプロジェクトに資金を投入しています。
グリーンボンドの具体的なプロジェクト
長野県のグリーンボンドが資金を投入する対象となるプロジェクトは、以下のものが含まれています。
- - 小水力発電施設の設置 (再生可能エネルギーの推進)
- - しなの鉄道の車両更新 (クリーン輸送の強化)
- - 諏訪養護学校の教室増設事業 (エネルギー効率向上)
- - 防災重点農業用ため池の緊急整備 (気候変動への適応)
これらのプロジェクトを通じて、長野県が持続可能な社会を構築するための基盤を整えています。
購入方法と注意点
グリーンボンドの購入は、長野県内の大和証券の支店や営業所、または全国の大和証券窓口で行えます。購入にあたっては、手数料やリスクが発生することがありますので、取引や商品ごとの詳細な要件を事前に確認することが重要です。
特に、国内外の株式や債券の取引には価格変動による損失のリスクがあります。また、信用取引においては、保証金の額が損失を上回る可能性もあるため、十分な注意が必要です。外国株式や外国債券には、日本の金融商品取引法に基づく開示が行われていない場合がありますので、その点もご留意ください。
まとめ
大和証券を通じて長野県のグリーンボンドへの投資が可能になり、企業としての社会的責任を果たしつつ、環境問題にアプローチする絶好の機会が提供されています。詳しくは、大和証券の窓口までお問い合わせください。