Alvarez & Marsal、日本市場への正式進出を果たす新たなステップ

Alvarez & Marsal、日本市場への進出

プロフェッショナルサービスファームのAlvarez & Marsal（A&M）が、日本市場への進出を正式に発表しました。2025年10月16日、東京と大阪に新たにオフィスを設立し、これまで以上に日本におけるビジネス展開を加速させます。A&Mは、グローバルなネットワークと豊かな実績を生かして、多様化するクライアントニーズに応えるべく、日本におけるサービス提供体制を強化しています。

14名の体制でのサービス展開

今回の日本オフィス設立にあたり、A&Mは業界内で実績を持つマネージング・ディレクター6名を含む14名の専門家チームを整えています。特に注目すべきは、M&A関連実務に強い専門チームが設立されたことです。このチームは、財務、会計、税務、そしてコーポレートファイナンスの各分野において、専門的なサービスを提供し、クライアントに貢献していく予定です。

野中大作氏がリーダーシップを発揮

A&M Japanの設立に際し、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーの元パートナーである野中大作が、東京オフィスのマネージング・ディレクターとして就任します。野中氏はプライベートエクイティと事業会社向けのアドバイザリー分野で約20年間の経験を有し、今後は日本におけるサービスラインを拡充し、日本市場でのクロスボーダー取引を推進します。

コンサルティング業務の充実を図る

団体内には、長年の経験を持つ多くのプロフェッショナルが集結し、それぞれの専門分野で力を発揮します。税務分野では、30年以上の経験を持つ須藤一郎がマネージング・ディレクターとして参画し、アジア全域に広がるA&Mの専門家ネットワークを活用して、税務アドバイザリーの強化を図ります。他にも、デロイトでの経験を持つ昆毅がコーポレートファイナンス部門に加わり、両オフィスでのサービス体制を支えています。

日本市場のニーズに応える新たなコンサルティング

A&Mは、オフィスの設立を通じて、日本におけるコンサルティング市場の多様なニーズに応えるグローバルなパートナーを目指しています。特に、事業再編やM&Aにおける活発な動きと、税務アドバイザリーの増加するニーズに対応し、専門的かつ高品質なサービスを提供していく所存です。

クライアントの期待に応える存在へ

A&M共同創業者兼共同CEOのブライアン・マーサル氏は、日本市場での事業展開は「当社にとってのマイルストーン」であり、クライアントニーズに応じた新しいサービスを提供する好機と位置づけています。毎回のプロジェクトでクライアントに新しい価値をもたらすことを重視し、グローバルな視点と高いローカル専門性を兼ね備えたコンサルティングファームとして、業界内での地位を確立していくことを目指します。

A&Mの理念と展望

日本市場において、Alvarez & Marsalはクライアントに対して価値創出に重きを置いた新しいタイプのサービスを提供します。であり、クライアント中心の高品質なサービスを提供することにコミットしています。A&Mは、特に国内外の多国籍企業が増加する中で、日本に根付いたビジネスモデルを展開し、変革の推進やリスク軽減、企業価値の最大化を実現します。

今後、A&Mが日本市場においてどのような新しいサービスを展開していくのか、その動向に注目です。