小平の遊牧亭
2025-05-15 10:10:27

小平に誕生する放牧豚の拠点『遊牧亭』、都市と食のつながりを深める新モデル

小平に新たな食の拠点『遊牧亭』が誕生


合同会社遊牧舎が、北海道十勝の放牧豚ブランド『遊ぶた』(ASOBUTA)を直売する新しい飲食・物販複合施設『遊牧亭』を東京都小平市に2025年7月にオープンすることを発表しました。このプロジェクトは、都市と生産地をセクションでつなぐことを目的に、現在クラウドファンディングを行っています。

設立の背景


コロナ禍の中で、消費者と生産者との距離が拡がったことを受け、代表の秦は「自ら立ち、語り、届ける拠点」を作りたいと思い立ちました。彼の故郷小平市で、自らの牧場で育てた放牧豚を直売する場所を設けることで、消費者がより生産者のストーリーを体験できるようになります。これにより、食のトレーサビリティの実現も目指していきます。

『遊牧亭』の特長


1. 放牧豚の直販


『遊牧亭』では、放牧豚『遊ぶた』をその場で味わいながら購入できるスペースを設けています。熟成されたカット肉や、サンプルとしてのソーセージなど多彩な加工品が楽しめます。また、肉の品質を理解してもらうために、牧場の映像や飼料サンプルを展示し、消費者が感覚的に理解しやすい工夫がなされています。

2. キッチン付きの間借りスペース


このの拠点には、料理人たちが挑戦するための10席のキッチン付き間借りスペースがあります。ここでは、地域住民や開業予定の料理人が十勝の食材を使ってメニューを開発できます。遊牧舎が仕入れを行うことで、食品ロスを減らしつつ、安定した食材の供給も実現します。

3. 循環型農業の情報発信


『遊牧亭』は、循環型農業についての情報を発信する拠点にもなります。副産物の利用や放牧の環境効果を科学的に解説するパネル展示を行い、学校や企業の研修も受け入れる予定です。また、生産者を招いたイベントを月に1回開催し、都市生活者との対話を促進する場を提供します。

今後の展望


クラウドファンディングでは、250万円を目標にこの新拠点の改装と厨房設備を整えます。2025年7月のオープン後、年間1,200人の来店を目指し、ECサイトを併設して売上1,000万円を目指します。また、2026年度までには、十勝の生産者30人以上と提携を拡大し、生産者主体の直販モデルを広めていきます。

クラウドファンディングの詳細


現在、クラウドファンディングの支援を募集中です。プロジェクト名は「十勝の豚屋さん・遊牧舎がつくるチャレンジスペース『遊牧亭』」。締切は2025年5月31日で、リターンに様々な特典も用意されています。メインの支援方法としては、リターンとして遊ぶたを使った体験セットや、飲食チケットが用意されています。

施設情報


  • - 開設予定:2025年7月上旬
  • - 所在地:東京都小平市(西武国分寺線 鷹の台駅から徒歩5分)
  • - 施設内容:物販カウンター+10席のキッチン併設
  • - 営業時間・定休日:オープン後に公式Instagramで告知予定

会社概要


合同会社遊牧舎は、北海道中川郡幕別町に拠点を構える会社で、放牧養豚『遊ぶた』の生産・販売を行っています。ぜひ、この新たな拠点『遊牧亭』で、食の未来を共に体験しましょう。


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