フィリピン産フェアトレード黒糖で和食を楽しむ特別クッキングイベント
5月27日、水曜日の午前10時30分から13時にかけて、山梨県甲府市にあるパルシステム山梨長野の配送拠点である甲斐センターにて、特別なクッキングイベントが開催されます。今回は、フィリピン産のフェアトレード黒糖「マスコバド糖」を用いて、和食メニューを楽しむことができます。このイベントでは、単に料理を作るだけでなく、黒糖の生産背景やフェアトレードの重要性についても深く理解することができます。
マスコバド糖の魅力とは?
料理に使用するのは、株式会社オルター・トレード・ジャパン(ATJ)が取り扱う「マスコバド糖」です。この黒糖は、サトウキビを収穫後すぐに搾汁し、じっくりと煮詰めて作られたもの。風味やミネラルが豊富で、すっきりとした甘さが特徴です。和食にぴったりな隠し味としても使えるため、白飯に合わせるだけでもその魅力を十分に楽しむことができます。
調理するメニュー
今回のイベントで皆さんが作る予定のメニューは、「肉みそ」、「インゲンのゴマ和え」、「ミニトマトのピクルス」、「手作りジンジャーエール」の四品です。これらの料理を通じて、美味しさの奥に隠れているフィリピンの農家の思いを感じ取ることができるでしょう。特に、「フェアトレードサポーター」のメンバーがレシピを伝授してくれるので、参加者は直接その技を学ぶことができます。
フェアトレードの考え方
イベント当日には、ATJの担当者が参加し、マスコバド糖の生産を行っている元サトウキビ農園労働者による生産者協会の立ち上げについてもお話ししてくれます。この背景を知ることで、ただの材料には留まらず、食材に込められた人々のストーリーを実感することができるのです。
マスコバド糖の取引は、1980年代にフィリピンネグロス島で発生した農業労働者の飢饉が契機で始まりました。ネグロス島は「砂糖の島」と呼ばれるほどサトウキビの生産が盛んですが、当時の国際価格暴落により、多くの農園労働者が収入を失い、飢餓に直面しました。日本のNGOによる支援が始まった結果、農園労働者たちは自立を目指し、独自の流通市場を築くことになります。
イベント詳細
- - 日時: 2026年5月27日(水)10時30分~13時
- - 会場: パルシステム山梨長野甲斐センター2階調理室(山梨県甲斐市下今井3590-1)
- - 調理品: 肉みそ、インゲンのゴマ和え、ミニトマトのピクルス、手作りジンジャーエール(予定)
- - 主催: フェアトレードサポーター
- - 講師: 株式会社オルター・トレード・ジャパン担当者
- - 参加者: 利用者16名
未来への取り組み
パルシステム山梨長野は、これからも社会課題を通じて商品の背景にある物語を伝えていきます。持続可能な生産・消費を目指し、地域の皆様と共に励んでいます。ぜひこの機会に、フィリピンの生産者たちの努力を感じながら、マスコバド糖を使った絶品和食料理を楽しみませんか?