EV向け信号リレー登場
2025-04-02 11:15:47

FCLコンポーネントが新たにEV向け信号切換リレーを発表!

FCLコンポーネント、EV向け信号切換リレーを新発売



FCLコンポーネント株式会社は、電気自動車(EV)向けの新しい車載信号切換リレーを発表しました。これらのリレーは、特に高い電圧に耐えられる設計となっており、EVの電源監視や各種検知機能を適切にサポートします。新商品ラインナップには、FTR-B3、FTR-B4、FTR-C1の3種類が揃っています。

従来のリレーの限界


電気自動車のバッテリーは一般的に300Vから400Vの直流電圧を使用しますが、従来のリレーはこの高電圧に対応しきれないという課題がありました。特に400VDCの負荷では、リレーが耐えきれず不具合を引き起こすこともしばしば報告されていました。これを解決するために、FCLコンポーネントは新たなリレーを開発しました。

新しい信号切換リレーの特長


新しい信号切換リレーは、1mA 400VDCの電流を開閉できる特性を持ち、自動車業界における高信頼性を追求しています。以下のシリーズがあり、それぞれに特長があります。

  • - FTR-B3: 小型で低背形のデザイン
  • - FTR-B4: スリムな形状
  • - FTR-C1: 絶縁距離を広げた高耐圧のワイドギャップ設計

これらのリレーは、緊急通報や車載オーディオの回路切換、バッテリー監視、過電圧や過電流の異常検出など、様々な用途に最適です。また、EVだけでなく、ガソリン車やハイブリッド車の低圧信号切換にも対応しています。

高品質と適合性


これらのリレーは、品質管理の国際規格であるIATF 16949を取得した工場で製造されており、欧州のRoHS指令やELV指令にも適合しています。このため、自動車産業において高品質が求められる中での安心感を提供します。

展望


FCLコンポーネントは、今後も高信頼性かつ高性能なリレーの開発を進め、自動車産業におけるニーズに応えていく所存です。新しい信号切換リレーはすでに販売中であり、オープンプライスにて提供されています。車載機器の開発を行う企業様は、この機会にぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

新たに登場したFCLコンポーネントの信号切換リレーが、電気自動車の安全性と信頼性を一段と向上させることが期待されております。


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