ポーラ・オルビスがMagicPod導入で手動テストをゼロにした成功事例
ポーラ・オルビスホールディングスは、AIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」の導入により、これまで4時間かかっていた手動テスト工数をゼロに削減しました。この取り組みは、チームの意識を「やらなければならない作業」から「品質を守る文化」へと変化させるきっかけとなりました。
 企業の背景
ポーラ・オルビスグループは、2029年に創業100周年を迎える化粧品メーカーです。ポーラブランドを中心に、エイジングケアや美白といった領域で強みを持ち、多様な「美」の価値観に応えるブランドを展開しています。近年、形骸化した手動テストが課題となっており、今回の自動化導入が期待されます。
 MagicPod導入の決断
グループデジタルソリューションセンターの早川 美穂さん、川田 大蔵さんが、MagicPodの導入に至った背景を語りました。
 内製化の必要性
早川さんによると、システム開発は外部ベンダーに委託していましたが、市場の変化に迅速に対応するため、2023年1月にITプロダクト開発チームの内製化を開始しました。この際、テスト工数が開発スピードを妨げる懸念があり、自動化を早急に進める必要がありました。
 選ばれた理由
川田さんは、既存の手動テストに依存した品質保証体制の非効率性に注目。運用のしやすさを重視し、ノーコードツールとしてMagicPodを選定しました。選定理由としては、テスト実行に上限がなく、月額費用も抑えられ、スモールスタートが可能である点が挙げられます。
 成果と変革
MagicPodの導入により、テストはただの作業から重要なプロセスへと認識が変わりました。これにより、開発チーム全体が品質を意識する文化が醸成され、今後のプロジェクトにも大きな影響を与えるでしょう。また、最初から完璧を目指さず、小さく始めることが成功のポイントとして非常に重要との考えが共有されました。
 MagicPodについて
MagicPodは、モバイルアプリとウェブアプリのテストを自動化できるプラットフォームで、特別なスキルがなくても簡単に使用できるデザインが特徴です。クラウドサービスでの提供により、メンテナンスが容易で、AI技術を駆使した自動修正機能がリリースサイクルの高速化を図ります。多くのIT企業に導入され、500社以上が利用しています。
 まとめ
ポーラ・オルビスホールディングスによるMagicPodの導入は、手動テストからの脱却と質の向上を目指した重要なステップでした。今後も彼らの挑戦から目が離せません。興味がある方は、MagicPodの導入相談や2週間の無料トライアルについて、公式サイトを訪れてみてください。
公式サイト: 
MagicPod
企業情報:
- - 社名: 株式会社MagicPod
- - 代表取締役: 伊藤 望
- - 所在地: 東京都中央区日本橋箱崎町1−2
- - 設立: 2012年7月
- - 事業内容: AI技術を活用したテスト自動化クラウドサービス「MagicPod」の開発・運営
 参考リンク
