日本青年会議所の国際貢献事業「SMILE by ACTION」の概要
公益社団法人日本青年会議所(日本JC)は、2025年度の国際貢献活動として、フィリピンの深刻なゴミ問題に対処する「JCI JAPAN SMILE by ACTION in Philippines~ACTIONS FOR THE FUTURE~」を展開します。この事業では、フィリピンで最も人気のある日本人インフルエンサー、Fumiya氏とのアンバサダー契約が正式に結ばれました。
Fumiya氏と共に
Fumiya氏は、2025年の3月から8月にかけて、フィリピンの人々に向けてこのプロジェクトを盛り上げる存在となります。SNSフォロワー数は800万人を超え、フィリピンにおいても日本の文化を広め続けている彼は、地域住民と一緒に問題解決に挑むパートナーとして非常に期待されています。
SMILE by ACTION 事業の目的
この事業は、開発途上国の環境問題を解決することを目的としています。2025年度のテーマはフィリピンのゴミ問題。プラスチックによる海洋汚染が深刻化している中、フィリピン国内ではゴミの分別が進まず、そうした問題の一因とされています。フィリピンの河川から流出するプラスチックは全世界で見ても大変な数となっています。
この事業を通じて、地域住民のゴミ問題に対する意識を変え、ゴミの分別を促進する取り組みを行います。さらに、リサイクルによって新たな雇用創出と地域経済の活性化を目指します。環境保護とともに地域の持続可能な発展のモデルを構築することが期待されています。
地域住民への意識改革
具体的な事業内容として、フィリピン・セブの自治体や学校にてゴミ分別をテーマにした意識改革セミナーを実施します。5月から8月にかけて、複数回にわたって市民に向けたセミナーが開催され、Fumiya氏もその活動に参加します。
Fumiya氏のコメント
Fumiya氏は、「このプロジェクトに参加できることを本当に嬉しく思っています。フィリピンは僕の第二の故郷であり、このゴミ問題が未来にどれほど影響するのかを皆と共に考えることができるのは、貴重な機会です。幅広い世代の方々と協力し、小さな一歩が大きな変化を生むことを信じています」と語っています。
このように、Fumiya氏が持つ影響力を活かし、地域の人々と共に、新しい意識を育てることがこの事業の大きな目的です。
事業スケジュール
- - 5月: セブ市にてゴミ分別の意識改革セミナー開催
- - 6月: セブ市自治体にて同セミナー実施
- - 7月: 再度セミナーを開催
- - 8月: 最終セミナーにて活動を締めくくります。
Fumiya氏は、5月と7月のセミナーに参加し、SNSを通じても事業のPRを行っていく予定です。
まとめ
「JCI JAPAN SMILE by ACTION in Philippines」は、フィリピンの未来を明るくするための重要なステップです。Fumiya氏と日本青年会議所が手を組み、地域の活性化と環境保全を同時に進めるこのプロジェクトは、今後の展開にも期待が寄せられます。私たちも少しずつの行動を通じて、ゴミ問題への理解を深めていきましょう。