新ソフト登場!
2025-09-01 18:16:50

異なるメーカーの自律走行ロボットを統合する新ソフトが登場!

PLiBOTが新たに統合管理ソフト「PLiBOT Gen.2」を発表



PLiBOT株式会社が2025年9月1日、最新の自動搬送ソフトウェア「PLiBOT Gen.2」を販売開始しました。このソフトは、異なるメーカーの自律移動ロボット(AMR)や建物設備を統合制御することができる新しいプラットフォームです。

1. 自動搬送技術の進化



最近、工場や倉庫では人手不足が深刻な問題となっており、効率化のための手段としてAMRによる自動搬送が注目されています。しかし、これまでのAMRはメーカーごとに操作や仕様が異なり、同じライン上での連携が困難でした。これが原因で、実際の運用は大きな改善には至らず、運用の障害となっていました。

このような問題を解決するために、PLiBOTは「PLiBOT Gen.2」を開発しました。このソフトは、異なるメーカーのAMRを共通のマップ上で制御できる機能を搭載しており、操作がシンプルになることで運用の効率化が期待されています。

2. 主な機能とメリット



2.1 異なるAMRの統合制御



PLiBOT Gen.2の大きな特長は、異なるメーカー製AMRの統合制御が可能な点です。これにより、交差点での衝突や狭い通路での停滞といった問題が解消され、様々なメーカーのAMRを選択できるようになります。ひとつの操作方法で、複数のメーカーのロボットを簡単に制御できるため、運用の柔軟性が大幅に向上します。

2.2 建物設備との連携



また、「PLiBOT Gen.2」はエレベーターやシャッターなどの建物設備との連携も実現します。この連携により、ロボットが異なるフロア間でスムーズに移動できるようになり、工場内の作業環境の維持が可能になります。特に、シャッターの開閉を最小限に抑えることで、空気環境を安定させることが期待できます。

2.3 システム統合による管理の効率化



このソフトは、ERPやPMSなどのお客様のシステムと連携することも可能です。これにより、搬送物や数量をリアルタイムで一元管理でき、在庫管理や出荷業務の労力が大幅に軽減されます。

2.4 遠隔監視と操作



遠隔からの稼働状況の監視や指示をも行うことができます。工場事務所や本社からもリアルタイムの稼働状況を把握できるため、突発的な搬送や緊急時の操作が迅速に行えます。

3. 今後の展望



「PLiBOT Gen.2」は、9月10日に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO」にて、実際に体験することができます。当社のブース(ブース番号:5-904)で展示やプレゼンテーションを行い、その目で新しい波の自動搬送技術を確かめることができます。

4. まとめ



PLiBOT Gen.2の導入により、工場や倉庫における自動搬送業務の効率化が進むことで、企業の競争力を飛躍的に高めることが期待されます。新たな物流定義を持つこのソフトウェアは、業界における新たな一歩となることでしょう。今こそ、最新の自動搬送技術に触れる時が来ました!


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