TXOneのStellar Discover
2026-04-17 12:34:54

OT環境のエンドポイント可視化を実現するTXOneの新技術「Stellar Discover」

TXOneが発表した新製品「Stellar Discover」



台湾に本社を置くTXOne Networksは、OT(Operational Technology)環境におけるエンドポイントの可視化を実現する新製品「Stellar Discover」のプレビュー版を発表しました。これにより、OTセキュリティの強化が期待されます。

「Stellar Discover」は、特にOT環境においては導入が難しいとされる資産の可視化と脆弱性評価を実現するための軽量なエンドポイントセンサーです。従来の手法と異なり、システムへの影響をほとんど与えずに、資産情報の把握やセキュリティリスクの可視化を行うことが可能です。TXOneはこの製品を通じて、OTセキュリティ対策の初期段階を強化し、資産の把握からリスク評価、さらにはアクティブ防御へとステップアップを助ける基盤を提供します。

OT環境ではエンドポイントレベルでの可視性が長らく課題となってきました。従来のネットワークベースの手法では、通信の挙動から資産を特定することができても、実際に稼働しているソフトウェアの詳細や、それに伴う脆弱性、さらにはマルウェアの有無などの情報をきちんと把握することは難しいものでした。
「Stellar Discover」はこのような課題に立ち向かう新しいツールとして設計され、エンドポイントに関するより詳細な情報の可視化を実現しています。

簡単な導入と迅速な情報取得



この製品は、ユーザースペースで動作するため、カーネルアクセスやドライバの導入、さらには管理者権限を求めることはありません。これにより、システムの安定性に対するリスクを最小限に抑えた設計がなされています。インストール作業自体も非常に簡単で、1台あたり約1分程度で完了し、再起動や特別な設定も不要となっています。また、もし不必要になった場合でも、迅速にアンインストールすることができるため、その運用は非常に柔軟です。

導入後は、デバイス及びソフトウェアのインベントリ情報を取得できるだけでなく、TXOne独自のVSARスコアリングを利用した脆弱性検出、USB利用状況の監視、ログイン失敗の記録、さらにはマルウェアの検出といった多様な機能を提供しています。この製品は検知専用の設計となっており、エンドポイント上での遮断や隔離、設定変更などの処理は行えません。得られた情報は、TXOneの管理コンソールを介してレポート形式で提供され、資産の状態や脆弱性の重要度、推奨される対応策を把握するのに役立ちます。

CEOのコメントと今後の展望



TXOne NetworksのCEOであるテレンス・リウ氏は、「多くのOT環境では、現在の状況を把握したり、更新したり、保護したりすることが極めて困難なエンドポイントが存在しています。まずは現状を正確に把握することが非常に重要であり、Stellar Discoverはその第一歩を運用への影響を抑えながら支援します」と述べています。

「Stellar Discover」は現在、TXOneやパートナー企業を通じてプレビュー版として提供中です。正式版のリリースは2026年5月を予定しています。

TXOne Networksについて



TXOne Networksは、OT環境に特化したセキュリティソリューションを提供しています。産業制御システムや重要なインフラにおける操業の継続性を確保しながらセキュリティ対策を実施することを目的に、資産の可視化、リスク評価、運用保護を一体的に支援しています。これにより、安全かつ効率的な運用が実現されます。


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