水戸市の寿司屋『魚菜遊膳 さくら亭』の後継者を募集中
茨城県水戸市に位置する寿司屋『魚菜遊膳 さくら亭』が、現在後継者を探しています。M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」の運営会社である株式会社バトンズがこの募集を行っています。これは、オーナーの櫻井さんが71歳を迎え、事業承継について真剣に考える時期が来たからです。
『魚菜遊膳 さくら亭』の歴史
『魚菜遊膳 さくら亭』は、水戸駅から車でわずか5分の場所に位置し、寿司を中心に多様な料理を提供してきたお店です。1982年に創業し、約40年間にわたり地元の人々に愛されてきました。櫻井さんは、茨城県大洗町で育ったことも影響し、若いころから料理や魚に親しんできたそうです。
櫻井さんはまず、埼玉県の寿司屋で3年間修業を積み、その後は赤坂で本格的な寿司の技術を学びました。その集大成が、人気メニューである卵焼きです。櫻井さんが独自に工夫を重ねた卵焼きは多くのお客様から好評を得てきました。
最初は奥様の実家のスペースを借りて『鮨処 櫻井』としてスタートし、その後弁当事業も開始。近隣の高校からも注文があったりと、やがて弁当の提供数は最盛期には1日400個に達しました。これに伴い、店名を『魚菜遊膳 さくら亭』へ変更し、今でも櫻井さんと奥様で続けられています。
今後の展望
新たな後継者を探すにあたり、櫻井さんは「特に料理の経験は必要ない」という考えを持っています。料理好きな方や新しい挑戦に興味がある方を歓迎しており、お寿司を握る技術も教えてくれると言います。やる気さえあれば、無理なく技術を習得できる環境が整っています。
さらに、『魚菜遊膳 さくら亭』では自由な発想を持つ方に経営を任せたいと考えています。櫻井さん自身も、新しい挑戦をしてくれる後継者に期待を寄せています。たとえば、寿司とフランス料理を融合させた独自のメニューを考案するなど、食文化の新しい発展に貢献してほしいと願っています。
「卵焼き」を引き継いでほしい
櫻井さんが「どうしても引き継いでほしい」と願うメニューの一つが卵焼きです。修業時代に学んだこだわりのレシピは、櫻井さんが手がけることで独自の味わいに進化しました。さまざまな素材を使ったバリエーション豊かな卵焼きは、多くのリピーターを魅了しています。これらのレシピや美味しく作るコツも、直接櫻井さんから学ぶことができます。
まとめ
『魚菜遊膳 さくら亭』の新たな後継者を探すこのチャンス。飲食経験がない方でも、料理に対する情熱があれば何も問題ありません。櫻井さんは、料理を通じて新しい価値を創造できる方との出会いを心待ちにしています。興味がある方は、以下の連絡先からお問い合わせを。事業承継の第一歩を共に刻みましょう。
連絡先
この機会に、歴史ある寿司屋を次の世代へと引き継いでみませんか?