希望を届けるプロジェクト
2025-12-11 11:45:06

子ども食堂と地域に希望を届けるスパイスファクトリーの田んぼプロジェクト

スパイスファクトリーが織りなす「つながる」田んぼプロジェクト



デジタル・トランスフォーメーションを推進するスパイスファクトリー株式会社は、このたび埼玉県の「塚本郷Re農vation」プロジェクトに参加し、社員の手によって約1,500㎡の田んぼでお米を育てました。2025年5月22日の国際生物多様性の日を記念し、このプロジェクトは地域への還元を目的としてスタートしました。

この取り組みでは、社員たちが田植えから収穫、精米に至るまでの全工程を丁寧に実施し、合計で約480kgの米を収穫しました。これは、ごはん約3,200杯に相当します。この収穫したお米は、社員に配布されるだけではなく、地域の子ども食堂やNPO法人へも寄付されます。顕著な社会課題である子どもの貧困に対する支援の一環として行われ、この活動は持続的な食料支援を目的としています。

地域とのつながりを大切に


スパイスファクトリーは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」という理念のもと、持続可能な社会づくりへ積極的に取り組んでいます。塚本郷Re農vationプロジェクトへの参加は、生物多様性の回復や気候変動への対応だけでなく、社員の自己成長や企業文化の醸成をも視野に入れています。このように、地域の人々、特に次世代を支えることを重視した活動を通じて、つながりを深めていくのです。

実施活動内容


  • - 地元農家との連携:地域の農家や運営団体との協力体制を築き、地域創生と共に農業体験を共有します。
  • - 田植え・稲刈り体験:社員やその家族、さらにはボランティア学生たちも参加し、楽しく農作業に取り組むこの機会が提供されています。
  • - 健康経営の一環としてのお米の活用:収穫したお米は社内イベントで使用されたり、健康経営の推進に貢献します。
  • - 社会貢献活動への寄付:収穫米の一部はNPO法人などに寄付され、地域社会へのサポートが行われます。

冬休みに対する実効的な支援


2022年の厚生労働省の調査によると、国内の子どもの貧困率は11.5%に達しています。特に冬休みは学校の給食が停止し、親の収入が減る時期であるため、子どもたちの食料不安が増すことが懸念されています。そこでスパイスファクトリーのプロジェクトは、収穫したお米を通じて、そのような家庭への力強い支援を行っています。

公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」による調査でも、89.4%の家庭が食費の上昇に苦しみ、特に長期休暇中に給食がない期間は十分な食事がない現状が浮き彫りになっています。これらのデータを踏まえ、地域の生活を支えるために企業の食料支援がますます重要であることが確認されます。

子ども食堂への寄付


スパイスファクトリーは地域の子ども食堂にも寄付を行っています。そのひとつであるオイコス食堂では、子どもたちが「ただいま」と言える場所を提供しており、料理を囲んで温かな時間を過ごすことができるよう努めています。学生団体S.A.L.もこの活動をサポートしており、食材の高騰に直面しながらも、子どもたちに質の高い食事を届けることを目指しています。

田植えから収穫までのリアルな体験


田植えは、社員が農業の基礎を学びながら、泥だらけになりながらもチームワークを育みました。稲刈りの際には、家族やボランティアも参加し、自然との触れ合いを楽しむ場となりました。このような実体験は、スパイスファクトリーが目指す「自然との共生」を再認識させてくれるものだったのです。

未来への展望


スパイスファクトリーの田んぼプロジェクトは、ただ食料を生産するだけでなく、地域とのつながりやコミュニケーションの場を創出し、未来への希望を育む取り組みです。「一粒のお米の裏には、人の手と自然の力が込められている」という思いを胸に、今後も地域社会と共に歩んでいく姿勢を大切にしていきます。このプロジェクトが、地域や次世代とのつながりを深化させ、より良い未来を作るための第一歩となることを願ってやみません。


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