ティーペックが健康ポータル「plus Baton」を健保向けに展開
ティーペック株式会社は、健康ポータルサイト「plus Baton(プラスバトン)」を、健康保険組合に向けて展開することを発表しました。これにより、同社が提供する健康・医療サポートがさらに多くの人々に届くこととなります。このサービスは、2025年10月より大手2健保を通じて先行リリースが行われ、2026年4月からの本格展開が予定されています。
「plus Baton」の概要
「plus Baton」は、24時間健康相談、心理カウンセリング、セカンドオピニオン手配サービスなど、様々な健康支援サービスを一元化したポータルサイトです。この独自のプラットフォームにより、利用者は健康に関わる情報や相談を一か所で簡単に受けることができます。また、相談履歴を1年間保存する機能もあり、健康状態の変化を把握しやすくなっています。
ティーペックは、これまでに民間保険向けに同サービスを提供し、利用者数は25万人を超えています。これにより、サービスの利便性が高く評価されています。
健康サポートの進化
ティーペックが考える「アクセスしやすさが健康を左右する」という理念に基づき、ポータルサイトが開発されました。「plus Baton」では、医療機関を地図上で検索できる「かんたん病院検索」や、専門家へのチャットや電話相談も即座に利用可能です。これにより、AI時代に適応した健康支援サービスを実現し、デジタルと人間の温もりを融合させたサポートを提供します。
未病予防への取り組み
さらに「plus Baton」は、早期の相談を促進することで、未病予防にも寄与します。利用者は自分の体調の変化や不調を把握しやすく、健康維持に努めることができます。困ったときには一つのサイトで全ての情報を収集できるため、最適なサポートを受けることができるのです。
データに基づく健康施策
ティーペックは、利用登録者数や相談件数をレポート化し、健康保険組合の担当者が具体的な健康施策の立案や効果測定を行えるようサポートします。これにより、健康支援が感覚に頼るのではなく、データに基づいた効果的な施策へと進化します。
今後の展開
「plus Baton」は2026年4月から健康保険組合の団体向けにも提供される予定で、機能強化や実証導入試験が進められています。ティーペックは引き続き企業や健康保険組合、個人を結ぶ健康支援の共通基盤を構築していく方針です。興味がある方はぜひ事前のお問い合わせや導入相談をしてみてください。
会社情報
ティーペック株式会社は、健康相談事業を1989年に開始し、以来医療資格を持つ専門家によるサポートを通じて、健康・医療分野の課題解決に貢献してきました。現在も健康経営優良法人として認定され続けている企業です。