PICKFORM 電子契約、特許取得で不動産業界の効率化を加速

PICKFORM 電子契約が特許を取得！不動産業界のデジタル化を加速する新技術

株式会社PICKが開発した不動産・建築関連のDXプラットフォーム「PICKFORM 電子契約」が、2025年1月7日に特許を取得しました。この特許は、国土交通省が定めた重要事項説明書の電子的な提供方法に対応した独自の技術に基づいています。

技術の背景と特許取得の重要性

2022年5月に不動産取引における「電子契約」が解禁され、業界は大きな変革を迎えました。しかし、従来の紙ベースでの契約と異なる手続きを要求される中で、「本当にマニュアルに従った適切な運用ができるのか？」といった不安の声が広がっています。特に重要事項説明書に関しては、解釈が難しい点が多く、参加者全員が理解しているとは限らないのが現状です。

PICKFORMは、これらの不安を解消するため、「重要事項説明書の改竄防止措置」という新たなフローを取り入れました。このフローは、重要事項説明の実施前に改竄防止が施されたデータを整備し、それを必要な場合にいつでも取引関係者に提供できる仕組みを提供するものです。

目指すべき世界観

PICKFORM 電子契約は、国内で唯一、国土交通省から法的に適正であると認定された電子契約サービスです。自社は「不動産取引を適法に」という信念のもと、信頼できる取引環境の提供を目指しています。特許取得は、その過程の一環であり、引き続きDXが進む中で、サービスのさらなる改良と利便性向上に取り組んでいく方針です。

「PICKFORM 電子契約」の特徴

「PICKFORM 電子契約」では、重要事項説明書における改竄防止のフローが含まれており、特許技術の革新性が評価されました。これにより、締結済みのファイルのみならず、重要事項説明直前に改竄防止が施されたデータも繰り返し閲覧・ダウンロードすることが可能になります。

このサービスは、契約事務をシンプルかつ迅速に進めるため、営業の効率を大幅に向上させる効果があります。これによって、業界全体の生産性を高める期待が寄せられています。

PICKFORMシリーズのラインアップ

PICKFORMは、電子契約に加えて不動産・建築に特化したさまざまな機能を持つシリーズを展開しています。例えば、案件管理機能や顧客管理機能、役所調査など、全てのプロセスを一元管理できる仕組みが整っています。

これにより、不動産事業者が資料をスムーズに作成・編集できる環境が整えられており、業界のデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。

株式会社PICKと今後の展望

株式会社PICKは、「不動産取引を快適に、オープンに」というミッションを掲げており、不動産業界が直面する課題の解決に取り組んでいます。2022年から始まった「PICKFORM 電子契約」は、現在多くの不動産業者に利用されており、業界での信頼と支持を得ています。また、今後も新たな機能を追加し、利用者のニーズに応え続ける計画です。

不動産業界におけるデジタル化が進む中で、PICKFORMは今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。国内のみならず、将来的に国際的な展開も視野に入れ、より便利なサービスの創出に努めてまいります。