エニトグループがトラスト&セーフティ協会に参加
マッチングアプリの大手運営企業、株式会社エニトグループ(以下エニトグループ)が、一般社団法人トラスト&セーフティ協会に会員企業として参加することを決定しました。これにより、エニトグループはオンライン環境の安全性向上を目指す新たな取り組みを展開します。
トラスト&セーフティ協会の目的
トラスト&セーフティ協会は、デジタルプラットフォームやオンラインサービスでのユーザーの安全を守ることを目的としています。この協会は日本で唯一のトラスト&セーフティ実務者が集まるコミュニティで、様々な業界の取り組みや知見を共有し合う場として機能します。
エニトグループの取り組み
エニトグループは設立当初から、マッチングアプリのユーザーが安心して利用できる環境作りに注力しています。特に、トラスト&セーフティ室を設置し、AI技術を導入して悪質なユーザーの早期検知に努めています。この取り組みは、グループ内のさまざまなサービスで実施されており、24時間365日の監視体制をもって運営されています。
さらに、エニトグループは、関係省庁との情報交換を行い、連携を強化しています。2024年10月からは、悪質ユーザーの早期特定やデート前のSNS連絡交換に関する警告を行う取り組みも始まる予定です。
未来への取り組み
2025年4月には、司法や消費者保護、学術界の専門家とともに「アドバイザリーボード」を発足させ、マッチングアプリに関する社会課題の解決に向けた協議を行います。元警視総監や消費者委員会の委員など、さまざまな分野の専門家が参加することで、より多角的な視点での取り組みが期待されています。
このように、エニトグループは自身の業務を通じて得た知見を社会に還元し、安全で信頼性のあるマッチングアプリ業界を目指して邁進しています。
エニトグループの概要
エニトグループは、2023年3月に設立され、マッチングアプリ「with」と「Omiai」の運営を統括しています。これまでに累計2000万人を超える会員数を誇り、2億組以上のマッチングが行われています。今後もテクノロジーを駆使して、利用者にとってより良いサービスの提供を目指していきます。
このような取り組みを通じて、エニトグループはマッチングアプリ業界のリーダーとして、社会に新たな価値を提供し続けることを目指しています。彼らの今後の動向に期待が高まります。