中央大学商学部潮ゼミとの新たな取り組み
株式会社マネーフォワードが、中央大学商学部の潮ゼミに対して、バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』を無償で提供する取り組みを展開しています。このプログラムは、学生が模擬株式会社を設立・運営し、実際の会社経営を体験することで学びを深める「創業体験プログラム」に活かされます。
マネーフォワードはこの度、提供するサービスの範囲を広げ、『マネーフォワード クラウド連結会計』などの新たな機能も追加しました。これにより、学生たちはより複雑な会計業務を実際に行い、実践的なスキルを磨くことができます。
実践的な学びを通じて
創業体験プログラムでは、学生が自主的に事業内容を企画し、資金調達や監査、株主総会などの実施を通じて、経営や会計の実務を理解します。2021年度に初めて導入された『マネーフォワード クラウド会計』は、学生の実務に役立つツールとして好評を得ており、今回は特に親会社と4つの子会社による連結決算業務を想定しています。
具体的には、以下のようなバックオフィス業務においてこれらのクラウドサービスを活用します:
- - 経理業務や決算書類の作成には『マネーフォワード クラウド会計Plus』を利用。
- - 模擬株式会社間の請求書作成や支払い業務には、『マネーフォワード クラウド請求書』および『マネーフォワード クラウド債務支払』が使われます。
- - 経費申請や精算業務には、『マネーフォワード クラウド経費』を活用。
- - 連結決算業務には『マネーフォワード クラウド連結会計』が利用されます。
教育現場でのクラウドの活用
中央大学商学部の潮清孝教授は、このプログラムを通じて「AI時代の経理パーソン」を育成することをテーマに掲げ、デジタル技術に精通した会計専門家を育てる目標を持っています。今年度は特に多様な事業を基にしたグループ経営に挑戦し、学生が早い段階から高度な会計システムに触れる機会を得られることが大変重要です。教授は、マネーフォワードへの感謝の意を表し、教育現場でのクラウドサービスの活用の重要性を強調しました。
未来を見据えた取り組み
マネーフォワードは、単にサービスを提供するだけでなく、セットアップの支援や経理業務に関するナレッジの提供も行います。この取り組みを通じて、次世代の経理業務を担うIT人材の育成に寄与することを目指しています。
『マネーフォワード クラウド連結会計』は、グループ企業のデータを効率良く収集し、経営状況を可視化するためのクラウド会計システムであり、多くの企業にとって強力なサポート役となるでしょう。API連携によりデータの自動収集が可能で、他の会計システムとの連携も取り入れることができ、スムーズな業務運営を実現します。
このような取り組みを通じて、マネーフォワードは今後も教育の現場でのクラウド活用を進め、次なる世代の経理人材を支援していきます。