デロイト トーマツ ウェルビーイング財団、第4期助成先9団体を発表!
2023年12月19日、東京国際フォーラムにおいて、デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(DTWB)が主催する助成金贈呈式が開催されました。今回の助成事業「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」では、89件の応募から見事9件が選ばれました。
選ばれた団体の中には、SALASUSUを核とした教育関連団体もあり、特に「Leading Collective Impact」部門としての選出が期待されています。この授賞式では、助成先の団体によるそれぞれの活動を共有する貴重な場となり、過去の参加団体や財団関係者とのネットワーク形成が進められました。
SALASUSUとは?
認定NPO法人SALASUSUでは「Enjoy your life journey - 誰もが人生の旅を楽しめる社会へ」というビジョンを立て、より質の高い教育をすべての子どもに提供することを目指しています。特に、カンボジアでの公教育の質向上に取り組んでおり、授業研究を中心に、日本発の学校改革手法を用いています。
カンボジア教師育成官民連携プラットフォーム
その中でも注目されるのが「カンボジア教師育成官民連携プラットフォーム」です。このプラットフォームは、SALASUSUが中心となり、プノンペン教員養成大学や附属中学校、教育研究者が連携し、持続可能な学校改革を目指しています。
カンボジアは内戦の爪跡が残る地域ですが、授業研究を通じて教師を育成し、質の高い公教育を実現しようと努力しています。この助成金を得ることで、さらなるプロジェクトの拡大と成果の普及が期待されています。
協働の力:社会課題解決に向けた未来
授賞式では、選ばれた各団体がどのように社会課題に向き合い、具体的な解決策を持ち寄ることができるのか、熱心な議論が行われました。新たな協働の可能性を模索し、多様な視点が集まることで、より強固なネットワークが形成されていく様子が伺えました。
これからも、SALASUSUをはじめとする助成対象団体の活動に注目し、彼らがどのように地域社会に貢献していくのかを見守っていきたいと思います。多様な団体が集結することにより、社会課題の解決に向けた大きな一歩が踏み出されることを期待しています。
まとめ
デロイト トーマツ ウェルビーイング財団の助成事業は、地域や国を越えた協働の重要性を再認識させてくれました。新たな取り組みや、社会における影響力を持つ今後の活動に胸が躍ります。それぞれの団体が持つ可能性を最大限に活かし、持続可能な社会づくりに寄与していくことを期待してやみません。