デジタルで蘇る歴史
2025-07-04 12:03:14

九州国立博物館の特別展で楽しむ、デジタル映像による歴史の旅

九州国立博物館の特別展で楽しむ、デジタル映像による歴史の旅



株式会社内田洋行が技術協力する九州国立博物館の開館20周年記念特別展「九州の国宝きゅーはくのたから」が、2025年7月5日から始まります。この特別展では、中国の書家王羲之が描いた「蘭亭図巻(永楽本)」を題材にした注目の3D映像が公開される予定です。

3D映像の魅力


この映像は、王羲之が353年に催した詩宴「曲水の宴」の光景を表現したもので、リアルタイムレンダリング技術を用いて、まるでその場にいるかのような臨場感を提供します。九州国立博物館は、この特別展を通じて、訪れる人々に「その時代に入り込むような没入体験」を提供し、歴史と文化を身体感覚で感じてもらうことを目指しています。

特に今回の映像は、詩文の世界と美しい自然環境を融合させることで、観客が春の辛うで優雅に集った名士たちの宴に直面する贅沢な体験を可能にしています。この美しい表現により、王羲之が体現した「詩・書・画の精神」が、技術の進化を通じて生き生きと蘇ります。

魅惑の「蘭亭図巻(永楽本)」


「蘭亭図巻(永楽本)」は、日本にとっても重要な文化遺産です。明代の永楽年間に刊行されたこの図巻は、後世に伝わる貴重な資料となり、その優美な筆致と流れるような構図により、多くの人々に愛されています。九州国立博物館では、この図巻に加え、王羲之の作品全般の展示にも力を入れており、その魅力を多角的に楽しむことができます。

展示内容の詳細


特別展の期間中は、映像以外にも王羲之関連の書道や芸術品が並び、その歴史的背景や技術についても触れることができる内容となっています。また、映像は特別展終了後も、同館の平常展で継続的に公開される予定です。

映像制作は内田洋行グループのパワープレイス株式会社が担当し、これまでにも東京国立博物館での数々の実績を持っています。映像技術のさらなる発展として、VRやAR展示、インタラクティブなタッチパネルを用いた体験も想定されています。

来場者へのメッセージ


この特別展は、博物館を通じて地域文化を再確認し、新たな視点で歴史を楽しむ旅の一環です。九州国立博物館での「時間を旅する博物館」としての新しい取り組みを体験し、この特別展を通じて王羲之の作品や東アジア文化の深みに触れてみてください。クオリティの高いデジタルコンテンツがもたらす感動的な体験が、一人一人の観賞視点を豊かにすることでしょう。

今後も内田洋行グループは、地域の宝や文化を次世代へと繋げるため、積極的に取り組みを続けていきます。ぜひ2025年のこの機会をお見逃しなく。

展覧会情報


  • - 会期:2025年7月5日(土)〜8月31日(日)
  • - 会場:九州国立博物館(太宰府市)
  • - 公式HP九州国立博物館
  • - 主催:九州国立博物館、福岡県、西日本新聞社など


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