防衛装備品製造企業向けRMF教育プログラムが始まります
防衛関連企業に特化したコンサルティングを行う株式会社Japan Aerospace & Defense Consulting(JADC)が、2025年9月1日から防衛装備品の製造・納入企業向けに新たにRMF(リスク管理枠組み)教育プログラムを提供開始します。このプログラムでは、参加者が2日間でRMFの基本的な知識を習得し、現場で活かせるスキルを学ぶことができる内容となっています。
RMF教育プログラムの概要
JADCはこれまで、16社の防衛装備品製造会社に対してRMF対応の支援を行ってきた実績を持つ専門家集団です。この新しい教育プログラムは、これらの経験と業界の知見をもとに構成されています。
教育内容は入門者向けで、まずは情報セキュリティや最新の国際情勢、RMFの重要性など、必要な基礎知識を講義形式で学びます。
プログラム詳細
1.
基礎知識の解説
講義では、情報セキュリティに関する基本情報から、なぜRMFが必要不可欠なのかといった背景知識まで詳しく解説します。
2.
演習形式の学習
NIST SP800シリーズに基づくセキュリティ基準や、RMFに関連する初歩的な知識を演習を通じて体得し、知識の定着を図ります。これにより、単なる座学にとどまらず、実際の業務に直結するスキルが身につきます。
技術者編も開発予定
また、JADCは、技術者向けの内容として「技術者編」も開発しています。こちらは、初動対応に必要な「セキュリティ計画」や「リスク分析・評価」を中心に、約1ヶ月間の講習を経て実践的な知識を身につけることができます。2025年10月以降には、さらに専門的な内容の拡張コンテンツも予定されています。
上級者向けプログラムも
上級者向けの「上級者編」も今後提供され、受講者のスキルや組織のニーズに応じたプログラムがカスタマイズ可能です。
JADCの位置づけ
Japan Aerospace & Defense Consulting(JADC)は、SHIFTグループの企業であり、防衛に関する各種コンサルティングサービスを提供しています。高度な専門知識を持つスタッフが多く在籍し、官民の双方に高い提案力を誇っています。防衛装備品の製造企業においては、RMF対応業務の重要性が増している中で、JADCによる教育プログラムは非常に有益です。
新たな市ヶ谷オフィスの開設により、政府機関との連携をより強化し、さらなる支援体制の構築に向けた取り組みも期待されています。
お問い合わせ
このプログラムにご興味のある方は、以下のURLからお問い合わせいただけます。具体的なカリキュラムや受講費用など、詳細情報をお届けします。
サービスに関するお問い合わせ
これからの防衛産業の発展を支えるために、ぜひこの機会にRMF教育プログラムへの参加をご検討ください。