『サザエさん一家の“もりのわ”話 吹き出しコンテスト』受賞作品発表!
今年で3回目を迎える「サザエさん一家の“もりのわ”話 吹き出しコンテスト」の受賞作品がついに決まりました。このコンテストは、長谷川町子美術館の支援を受けつつ、林野庁が主催する「みどりの感謝祭」の一環として行われています。
コンテストの概要
本コンテストでは、「サザエさん」の4コマ漫画の吹き出しに、森や木材の大切さ、また「伐って、使って、植えて、育てる」といった森林資源の循環利用をテーマにしたセリフを入れて応募するもので、今年は4月10日から5月30日まで募集されました。全国から総勢1,087作品が寄せられ、その中から4点の優秀作品が選ばれました。
選考基準
応募作品の選考は外部の有識者による委員会が行い、以下の要素に基づいて評価されました。
- - 森林や林業、木材産業の重要性を普及・啓発するものであること
- - 4コマ漫画の流れに合った作品であること
- - サザエさん一家の親しみやすい雰囲気が感じられる作品であること
受賞作品一覧
選考の結果、次の4点が受賞しました。
1.
林野庁長官賞(2点)
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作品タイトル: 「急がなくても大丈夫」
受賞者: 縄 乃々香氏
サザエさんの動きについてのユーモラスな視点が評価されました。
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作品タイトル: 「森林の役割」
受賞者: 竹林 遼哉氏
サザエさんが森林の機能について知る様子が描かれた意義深い作品。
2.
みどりの感謝祭運営委員長賞(1点)
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作品タイトル: 「私たちにできること」
受賞者: 三島 勇一郎氏
身近な木材利用について考えるきっかけを与え、楽しいオチが印象的な作品です。
3.
長谷川町子美術館賞(1点)
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作品タイトル: 「バット」
受賞者: 清水 裕一朗氏
木材の持続可能な利用について軽妙に展開される作品。
表彰式について
受賞作品の発表後、表彰式が令和7年11月4日(火曜日)に行われる予定です。受賞者の方々とともに、作品の魅力を楽しみにしています。
今年のコンテストは、森や木材の大切さについて子どもたちに広く知識を提供し、興味を持ってもらう素晴らしい機会となりました。今後も、サザエさん一家を通じて、環境保護の重要性について学ぶことができるイベントが続くことを期待しています。