日本エクセムが目指す新たな運用管理方式
東京都千代田区に本社を構える日本エクセム株式会社が、新たなデータベース管理ツール「exemONE DB Edition」のリリースを発表し、運用業務の効率化を実現します。2025年7月から提供されるこのツールは、データベースの運用、性能分析、トラブル解析を統合し、運用のデジタル化を進めるものです。
製品の特徴
「exemONE DB Edition」は、日常業務に必要な可視化機能が備わっており、システムのパフォーマンスを正確に把握するための手助けをします。このツールは従来の監視ツールの課題を克服し、特に「なぜ遅いのか?」「ボトルネックはどこか?」といった疑問に迅速に答えることを可能にします。
可観測性の向上
データベースレイヤーに特化したこのツールは、SQLやセッション、リソース状況の情報を網羅的に収集・可視化します。ユーザーは、視覚的に状況を把握することで、運用の健全性をより深く理解できるようになります。
ダッシュボードの活用
ダッシュボード機能により、複数の情報を一つの画面で確認できます。ユーザー自身が自由にレイアウトをカスタマイズできるため、特定の運用ニーズに対応する柔軟性も持ち合わせています。
構造化された分析ビュー
長年の運用データを基にした分析ビューでは、セッション、SQL、リソースの因果関係を時系列で追跡できます。この機能により、運用担当者は技術的な問題を深く探ることができ、開発部門との連携も強化されます。
幅広いデータベースへの対応
「exemONE DB Edition」は、Oracle、PostgreSQL、SQL Server、MySQLなど、様々なデータベース製品に対応しています。また、クラウド環境にも対応しており、複数の環境で同一インターフェースを使用できるのも大きな魅力です。
今後の展望
日本エクセムは、2025年秋には、アプリケーションやネットワーク、インフラ層のデータも一元的に観測・分析できるフルスタックオブザビリティプラットフォーム「exemONE」の正式リリースを目指しています。さらに、2026年にSaaS型での提供を開始し、ユーザーがより簡単に導入・運用できるような取り組みを進める方針です。
日本エクセム株式会社は、データベース運用を支援する様々なサービスを展開しており、グローバル市場では29カ国以上で1,000社を超える企業に製品を提供しています。データベースに関連する技術サービスを通じて、お客様が運用されるシステムの安定稼働を支えることを目指しています。
詳しい情報は、日本エクセムの公式ホームページでご確認いただけます。新しいデータベースツールの導入を検討している企業にとって、見逃せない情報が満載です。