Industry Alpha、奨励賞を受賞
東京を拠点にするIndustry Alpha株式会社が「第37回中小企業優秀新技術・新製品賞」で、ソフトウェア部門の奨励賞を受賞しました。この表彰制度は、公益財団法人りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が毎年実施しており、優れた新技術や新製品を表彰するものです。
中小企業優秀新技術・新製品賞について
この賞は1988年から続くもので、応募数はなんと12,089件に達しました。選考基準は厳正で、一般部門とソフトウェア部門でそれぞれ、優秀賞や奨励賞などが贈られます。Industry Alphaが受賞したのは、自社開発のフリート管理システム「Alpha-FMS」です。
Alpha-FMSとは?
「Alpha-FMS」は、自動搬送ロボットを効率的に管理することを目的としたシステムです。工場や倉庫の自動化が進む中で、部分的な最適化ではなく、全体を最適化することが求められていました。このシステムの特長は次の通りです:
- - 複数台のロボット制御:計画に基づき、効率的な運搬を実現します。
- - 高い接続性:既存の多様な設備と連携が可能であり、運用の幅が広がります。
- - メーカー問わずの接続:異なるAMR(自律搬送ロボット)やAGV(自動走行式搬送車)との接続が可能です。
代表取締役のコメント
受賞について、代表取締役の渡辺琢実氏は「この度『Alpha-FMS』が奨励賞を受賞したことを非常に嬉しく思います。工場や倉庫の自動化には全体を見据えたアプローチが必要で、そのために当社はこのシステムを開発しました」と語っています。
未来への展望
Industry Alphaは、今後「Alpha-FMS」の市場投入を加速し、国内の製造・物流業界に貢献することを目指しています。さらに、低床型AMR「Kaghelo」など、他の製品との連携も強化し、より包括的な自動化ソリューションを提供できるよう努めています。
会社概要
Industry Alpha株式会社は、東京都板橋区に本社を構えるスタートアップ企業で、工場や倉庫のスマート化を支援しています。自立走行ロボットやフリート管理システムに強みを持ち、業界内で高く評価されています。今後も最先端技術を実用化し、日本の製造・物流業の発展に寄与することを目指して活動を続けます。
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