髙野幸子がメタリアル・グループの新CIOに就任
株式会社メタリアルは2023年2月1日、髙野幸子氏を新執行役員および最高投資責任者(CIO)に任命した。この人事は、同社のさらなる成長戦略において重要な役割を果たすことが期待されている。
髙野氏の背景と経歴
髙野氏は早稲田大学在学中に日本人最年少で米国公認会計士(CPA)の資格を取得し、その後も大手総合商社や会計事務所でのキャリアを積んだ。彼女の経験は、多様な企業での経営企画や財務顧問としての役割に及び、特にM&Aや企業再生、IPOなどにおいて専門的な知識を有する。
髙野氏はまた、プライベート・エクイティ・ファンドにおいて3,000億円以上の運用資産を管理するなど、その活躍は広範囲にわたる。多様な分野での成功を収めてきた彼女だからこそ、メタリアルの成長に寄与する期待が高まっている。
新たなビジョンと戦略
髙野氏は就任に際し、「Think Different」という言葉を掲げ、この理念をもとに新しい価値を創出していく意欲を示した。特に、AIやXRなどの先端技術を活用したビジネス展開において、彼女の知見と経験は大いに活かされるだろう。
「私たちの使命は、人類をさまざまな制約から解放することであり、M&Aを通じてグループ企業価値を向上させる。そして、基盤となる技術力やクリエイティビティを活かした開発を進め、株主価値の拡大にも寄与していく」と髙野氏は語る。これにより、競争の激しい市場において、メタリアルの存在感をさらに高めていく戦略だ。
経営メンバーのコメント
メタリアル・グループの代表取締役である五石順一氏は髙野氏を「武士」と表現し、ユニークな個性を持つ彼女を迎え入れることに期待感を寄せている。五石氏は、「最近の当社には勇士たちが集まっており、髙野氏もその一員として重要な役割を果たすことになるだろう」とも述べた。
さらに、CSOの三好真氏も髙野氏の能力に注目し、彼女の戦略が当社のM&Aを推進する強力な要素となることを期待している。これは、定性的および定量的な視点からのM&A活動が強化されることを意味している。
メタリアル・グループの事業内容
メタリアル・グループは、「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」という企業ミッションのもと、業界特化型のAI開発を進めている。国内市場においては翻訳市場でNo.1の地位を築き、さまざまな分野に対しカスタマイズされたAI開発サービスを提供している。
企業は多岐にわたる分野に対応しており、医薬品から金融、IT、機械に至るまで幅広いニーズに応えることができる。また、翻訳AIや製薬向けAI、ゲームローカライズAIなどの具体的な開発成果も挙げられており、これらの技術力を基盤としながら、さらなる成長を図っていく。
お問い合わせ情報
メタリアル・グループは今後も髙野氏の手腕に期待し、持続可能な成長を目指して邁進していくことでしょう。詳細な情報や問い合わせについては、公式ウェブサイトを参照されたい。
社名:株式会社メタリアル
所在地:東京都千代田区神田神保町3-7-1ニュー九段ビル
設立:2004年2月
URL:
https://www.metareal.jp