朗読劇「富江」~伊藤潤二の恐怖の世界へようこそ~
ホラー漫画界の巨匠、伊藤潤二の代表作「富江」が朗読劇として2026年1月に東京で上演されることが決まりました。アニマックスとNTTドコモの共催で行われる本公演は、ヒューリックホール東京にて、1月12日から1月18日までの間、全10公演が予定されています。演じるのは、豪華な声優陣や俳優たち、さらには怪談師たちを巻き込んだ総勢27名。彼らが表現する美しいが恐ろしい「富江」の世界に、ぜひ浸ってみてください。
「富江」とは
「富江」は、伊藤潤二が1986年に発表した作品で、迷惑の象徴である絶世の美女を描いています。彼女に魅了された者たちは執着し、時には殺意に変わっていくのが恐怖の根底にあるストーリー。何度も蘇り、周囲を翻弄し続ける富江の恐怖が描かれています。漫画界では「アイズナー賞」を4度も受賞し、2025年に殿堂入りするなどその評価は国際的です。そのため、朗読劇という形で新たな表現方法で再生されることが期待されています。
朗読劇の詳細
朗読劇の脚本と演出は、劇団「牡丹茶房」の主宰・烏丸棗さんが務めます。彼はこれまでも“恐怖”をテーマにした作品を多く手がけており、見る者を引き込む力に定評があります。今回は、原作の「富江」シリーズの中から「画家」「通り魔」「トップモデル」「老醜」を巧みに組み合わせて、観客に新たな恐怖体験を提供してくれることでしょう。
声優陣の豪華すぎるラインナップ
朗読劇には、今をときめく人気声優が出演します。内田彩、井上麻里奈、山下大輝、河西健吾など、名の知れた声優たちが登場し、それぞれの場面で生き生きとした演技を見せます。また、たっくーやはやせやすひろといった怪談師も参加しており、声による恐怖世界が広がることが期待されます。
公演スケジュールとチケット情報
朗読劇「富江」の公演は、2026年1月12日から17日までの全10公演。チケットは全席指定で、価格は10,000円(税込11,000円)。最速オフィシャル先行チケットも販売が開始されており、人気公演となることが予想されます。特に、1月12日の佐倉薫さんや、1月17日の内田彩さんの公演に注目が集まっています。
公演日程は以下の通りです:
- - 1月12日(月・祝) 19:00開演
- - 1月13日(火) 19:00開演
- - 1月14日(水) 19:00開演
- - 1月15日(木) 19:00開演
- - 1月16日(金) 19:00開演
- - 1月17日(土) 13:00/16:00/19:00開演
- - 1月18日(日) 13:00/16:00開演
特に、公式サイトからのチケット購入が推奨されており、急いで確保することが重要です。
この朗読劇を通じて、伊藤潤二の世界がどのように音声で表現され、どのように観客に新たな恐怖をもたらすのか、大きな注目が集まっています。恐怖好きの方も、伊藤潤二のファンの方も、ぜひこの機会をお見逃しなく!