阪神・淡路大震災を継承する「LUFAS」の展示
1月17日、18日の2日間にわたり、神戸市のHAT神戸で「阪神・淡路大震災-30年とその先へ-」という写真展が開催されます。このイベントは、1995年に発生した阪神・淡路大震災から30年が経過することを記念したもので、主催は毎日新聞社、協力は独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が行います。展示では、当時の様子を伝えるアーカイブ写真が時系列で紹介され、特に来場者にとって身近な存在として布製看板「LUFAS」が採用されることとなりました。
LUFASとは?
LUFAS(ルーファス)は、東日印刷株式会社が製造・販売するファブリック・サイネージで、日本で唯一エコマークを取得しています。その特長は、環境への配慮が非常に高いこと。ルーファスは、製造時のCO2排出量を同じ大きさのアクリル板と比較して95%削減することができ、100%リサイクルのPETボトルを素材として使用しています。また、フレームには再生アルミを50%以上使用しています。こうした環境性能の高さが評価され、2019年度のグッドデザイン・ベスト100にも選出されました。
展示の詳細
今回の展示では、ルーファスが計3点使用されます。これらは、UR都市機構の取り組みを紹介するパネルや、毎日新聞社が撮影した震災当時の様子や復興への歩みを示す大パネル(2m×2mの2台連結)です。これらのパネルは、震災の記憶を次世代に継承するための大切な役割を果たします。来場者には、これらの展示を通じて震災の記憶や、その後の復興に係る取り組みを感じ、考えてもらえればと願っています。
写真展 概要
- - 日時: 1月17日(金)、18日(土)、10時から15時
- - 入場: 無料
- - 会場: HAT神戸・脇の浜(復興住宅敷地内)、神戸市中央区脇浜海岸通3丁目2番
- - 主催: 毎日新聞社
- - 協力: UR都市機構
- - 注意: 雨天決行、警報発令時は中止
こうした機会を通じて、震災を忘れないだけでなく、より多くの人々がその重要性を理解し、今後の防災や復興への意識を高めることが期待されます。ぜひ、足を運んでみてください。
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