岐阜県の幸福度と住み続けたい街ランキング2025
大東建託株式会社が発表した「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2025」および「住み続けたい街ランキング2025」の結果が明らかになりました。今回の調査は、岐阜県内の居住者を対象に行われ、過去5年間のデータを基に集計されています。
街の幸福度ランキング
まずは街の幸福度ランキングから見ていきましょう。1位には加茂郡の八百津町が輝きました。昨年は3位だった八百津町ですが、今年は見事にトップの座を獲得しました。2位には加茂郡川辺町がランクインしましたが、こちらも昨年は偏差値50未満だったため順位非公開となっており、順位が上昇したことが分かります。3位は本巣郡の北方町となっています。
さらに、昨年の13位から大きく飛躍して5位に躍り出た恵那市や、初めてトップ10入りを果たした不破郡垂井町も注目です。今回のデータからは、トレーサビリティが高い郡部の「町」に住む人々の幸福度が高いことが伺えます。
住み続けたい街ランキング
次に、住み続けたい街ランキングです。こちらでも加茂郡の川辺町が3年連続で1位に輝く結果となりました。川辺町は高い偏差値70台を維持しており、住民からの支持が厚いことが裏付けられました。
2位には不破郡垂井町が入っており、こちらも前年の5位から上昇しています。3位には飛騨市がランキング入りしました。特筆すべきは、上位1位と2位がすべて「町」である点です。
その他のトピックス
ランキングの外に目を向けると、郡上市が「街に誇りがある」で1位、「街に愛着がある」で3位に選ばれるなど、地域の誇りや愛着も住民から多く評価されています。これらのデータから、住民の地域への愛着や誇りが幸福度や住み続けたい意向に大きな影響を与えていることが分かります。
調査背景と方法
今回の調査においては、株式会社マクロミルの協力を得て、岐阜県内の20歳以上の居住者を対象にインターネット経由で行われました。参加者数は合計で13,416名に上り、男女比はほぼ均等で、世代別でもバランス良くデータが取られています。
調査は2021年から2025年にかけての5年間のデータを基にしていますが、規定人数に満たない自治体については、過去のデータも考慮されています。特に幸福度は、最終的に100点満点で評価されています。
まとめ
「街の幸福度ランキング」および「住み続けたい街ランキング」は、地域住民の意識や満足度を測る重要な指標となっています。加茂郡における結果は、地域の特性や文化が住民の生活の質にどのように影響しているかを反映しており、今後の地域づくりにも寄与していくでしょう。今後もこれらのデータに注目し、地域社会の発展につなげていきたいところです。