コープこうべの新たな挑戦
2025-11-27 15:43:52

コープこうべがTMNデータハブを活用し事業運営の効率化を図る

コープこうべがTMNデータハブを活用し事業運営の効率化を図る



生活協同組合コープこうべ(以下、コープこうべ)はこの度、トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)の提供するデータハブサービス「Xinfony DataHub」を導入しました。このサービスを通じて、コープこうべの様々なデータを整理し、業務運営の効率化を図っています。

ビッグデータ活用の背景



コープこうべは、日本国内でも屈指の規模を誇る生活協同組合です。店舗販売のみならず、宅配サービスや共済、電力事業など、幅広いサービスを展開しています。しかし、これまでのデータ管理は各事業が独自に行っており、シナジー効果が発揮されていませんでした。この課題に対して、TMNは2021年からコープこうべと協力し、データ利活用の基盤を整備してきました。

Xinfony DataHubの導入



「Xinfony DataHub」は、コープこうべが抱える購買情報や組合員情報などのデータを一元的に管理するためのプラットフォームです。このサービスでは、データを整理・加工し、内部だけでなく外部との連携も可能にしています。特に、三菱食品と連携することで、マーケティング施策の向上にも貢献することが期待されているのです。

内部利用の動き



導入の第一歩として、コープこうべのダッシュボードが提供され、宅配や店舗事業、共済事業の利用状況をリアルタイムで把握できるようになりました。このダッシュボードは、戦略・企画部門に限らず、営業や管理部門でも利用され、データに基づいた業務運営を実現しています。

外部利用の展開



さらに、コープこうべは一部のデータを加工し、三菱食品への連携を進めています。このデータを基に、三菱食品は新たなマーケティング施策を展開し、組合員に対する利便性を高めると共に、事業全体の魅力を向上させることが目指されています。

今後の展望



TMNは、流通事業者の利便性向上を支援するだけでなく、収益向上にも寄与する情報プロセシング事業を強化しています。「Xinfony DataHub」の機能をさらに拡張し、流通業界の変化に即応したデータ活用を推進します。これにより、より良い消費環境を創出し、業界全体の発展に寄与することが期待されています。

トランザクション・メディア・ネットワークスについて



電子決済サービスを手がけるTMNは、商用型クラウド決済の先駆者として知られています。2011年からは、多様な決済手段をワンストップで提供するサービスを展開し、110万台以上の決済端末が接続されています。今後も、流通事業者のニーズに応じた新たな取り組みが期待されます。

このように、コープこうべとTMNの連携は、新たなビジネスモデルの確立に向けた第一歩を踏み出しました。これからの進展から目が離せません。


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