AI議事録作成ツール「LINE WORKS AiNote」がついに有料版で提供開始
「LINE WORKS」は、ビジネス現場向けの高機能なコミュニケーションツールとして知られており、その一環として、AI技術を活用した議事録作成ツール「LINE WORKS AiNote」の有料版を2023年10月17日にリリースしました。本ツールは、既に提供されていたベータ版「CLOVA Note β」の機能をさらに充実させ、業務におけるコミュニケーションをよりスムーズにすることを目指しています。
「LINE WORKS AiNote」の主な特徴
このAI議事録作成ツールには、特に注目すべき機能がいくつかあります。
- - 全体要約:会議の内容を数行にまとめることができるため、会議の後処理にかかる時間を大幅に短縮します。これにより、参加者は重要なポイントに集中できるようになります。
- - 主要トピックの提示:AIが自動生成したアジェンダに基づいて主要な議題を把握できます。これにより、会議中の情報整理が容易になり、参加者の理解を助けます。
- - 区間ごとの要約:会議内容を適切に区切り、それぞれのトピックをまとめることで、必要な情報だけを迅速に引き出せます。この機能は、時間を無駄にせずに、会議の詳細を簡単に確認できるため非常に便利です。
これらの機能はすべてワンクリックで実行可能で、誰でも簡単に利用できるのが特徴です。
プランの詳細
「LINE WORKS AiNote」の有料版の提供に際して、様々な料金プランが用意されています。2024年11月からはフリープランの提供も開始されましたが、有料版では次のようなメリットがあります。
- - 文字起こし時間やデータ保管期間の延長
- - 追加のAI要約機能
特に、企業向けプランでは、今後Web会議プラットフォーム(Zoom、Microsoft Teams)との連携が予定されています。これにより、より多くのビジネスシーンで「LINE WORKS AiNote」の利便性が向上することでしょう。
特別なオプションも提供
有料版では、ドメイン内で共有できる文字起こし時間の追加オプションも選べます。たとえば、100分のオプションには2回分のAI要約が含まれ、6000分のオプションには120回分が提供されます。ただし、6000分のオプションはエンタープライズプランの契約者のみが利用可能です。
管理・セキュリティ機能の強化
有料版では、管理・セキュリティ機能も強化されており、法人企業向けプランではすべての機能が実装されています。これにより、業務での利用における信頼性が高まり、ビジネスにおける安心感も向上します。
まとめ
「LINE WORKS AiNote」は、AI技術を駆使した議事録作成ツールとして、会議の記録や要約を効率的に行うことができるサービスです。高精度の音声認識により、ビジネスシーンでの利用が大幅に改善されるでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。
LINE WORKS AiNoteについて
会社概要:LINE WORKS株式会社は2015年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。代表は島岡岳史氏で、資本金は55億2,000万円。記載されている商標や製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。