北海道のエネルギーに関するセミナーについて
2025年12月3日(水)に、JPI(日本計画研究所)主催のセミナーが開催されます。このセミナーでは、北海道の地域資源を活用したエネルギートランジションについて詳しく解説されます。特に、畜産バイオガスの導入を通じて、どのように地産地消が実現できるかを探ります。
セミナーの目的
2050年にカーボンニュートラル(CN)を達成するためには、温室効果ガスの削減が急務となっています。この背景を受けて、エネルギーの地産地消や地域経済の循環を目指し、北海道の酪農業における持続可能な取り組みが求められています。そこで、株式会社日本政策投資銀行と株式会社日本経済研究所が協力し、2025年3月に発表した「北海道畜産バイオマス調査報告書」の内容をもとに、セミナーが行われることとなりました。
講師陣
今回のセミナーでは、以下の3名の専門家が講師として参加します。
- - 株式会社日本政策投資銀行 北海道支店 次長兼企画調査課長 天野 学 氏
- - 株式会社日本経済研究所 公共デザイン本部 地域マネジメント部 副主任研究員 宮城 奈緒美 氏
- - 産業戦略本部 産業調査企画部研究員 石澤 宏承 氏
講義内容
セミナーでは、以下の主なテーマに沿って講義が行われます。
1. 日本及び北海道におけるエネルギー施策
- 日本全体のGX(グリーントランスフォーメーション)へ向けた戦略
- 北海道のカーボンニュートラル目標とその現状
2. 畜産バイオガスプラントの現況
- 政策動向と導入状況
- 導入ポテンシャルと課題
3. バイオガスの利用状況
- 北海道における利用事例
- 国内外のバイオメタン利用動向
4. バイオメタンサプライチェーンの検討
- 畜産バイオガス活用の拡大可能性
- サプライチェーン構築の候補地
5. 利用拡大に向けた提言
- 地域貢献と課題解決策
6. 質疑応答と交流会
- 講師とのネットワーキングの場
受講方法と費用
参加者は、会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信から選べます。料金は、1名37,960円(税込)、社内及び関連会社から2名以上の申し込みの場合は32,960円(税込)となっています。また、地方公共団体の方は割引料金が適用されます。
参加のメリット
セミナー終了後は講師や参加者との名刺交換ができる貴重な機会も設けられています。この場を通じて、人的ネットワークを広げ、新たなビジネスの創出が期待できます。参加後もアーカイブ配信を利用して繰り返し視聴することが可能です。
更なる詳細や申し込みについては、
こちらのリンクをご覧ください。セミナーを通じて、地域のエネルギーの未来を一緒に考えましょう。