AIカメラ「キヅクモ」が店舗DXを実現
株式会社ラネットが提供するAIカメラ「キヅクモ」は、2025年8月に東京ビッグサイトで開催された「店舗・EC DXPO東京'25 夏」にブースを出展し、その可能性を披露しました。この展示会では、キヅクモの先進的なマーケティング機能を実際に体験し、様々な店舗における業務改善の手法を学ぶことができました。
「見て、触って、実感!」
来場者は、キヅクモを実際に触れることで、その手軽な導入方法や機能の魅力を実感しました。特に専門的な知識がなくても簡単に運用できる点が、多くの来場者から高く評価されました。Wi-Fi環境さえあればすぐに使い始められるため、小売店や飲食店での導入が促進されるでしょう。
ヒートマップによるデータ可視化
展示ブースでは、ヒートマップを用いて人流を可視化し、来場者の関心がどの部分に集中したかをリアルタイムで分析しました。このデモでは、どのエリアが特に人気があるかを色の濃淡で示し、観客がどの製品に興味を持っているかを一目で理解することができました。例えば、実物のカメラやデモ映像を間近で確認できるエリアに多くの来場者が集まり、滞在時間も長かったため、製品の性能やデザインに対する高い関心が伺えました。
多様な業界のニーズに応える
来場者から寄せられた具体的な課題には、「カスハラ対策」としての防犯機能や、来店者数に基づく売上分析のニーズがありました。これにより、防犯だけでなく、映像データを業務の資産として活用し、日々の運営を効率化するためのツールとしてのキヅクモの価値が、しっかりと伝わりました。
2日間のデータ取得
ブース内に設置したキヅクモにより、来場者数のリアルなデータが2日間にわたって収集されました。
- - ブース正面通行者数: 9,963名
- - ブース側面(左側)通行者数: 2,971名
- - ブース側面(右側)通行者数: 7,952名
- - 総来場者数: 20,886名
また、来場者の通行人数は、開場直後から増えていき、午後の13時から15時の時間帯が最も盛況であることがわかりました。このデータは、実店舗でも客数を曜日や時間帯に分けて正確に把握するための指標となります。最も来店客数が多いピークタイムには、スタッフを充実させて接客の機会を逃さないようにすることが可能です。
映像をビジネスの資産に
ヒートマップを利用すれば、来店客がどの商品棚に長くとどまっているか、どの販促物に注目しているかを把握できます。これにより、売り場づくりや商品の配置を改善し、売上向上に繋げる戦略が立てやすくなるでしょう。
最終的に、キヅクモによって得られるデータは、店舗運営の質を大きく向上させる可能性を秘めています。百貨店や専門店など、様々な業種に対応しつつ、安全面でも強化を図る新たなツールとして期待される次世代型のAIカメラです。今後の店舗DXでの活用がますます注目されることでしょう。
会社情報
- - 会社名: 株式会社ラネット
- - 所在地: 東京都豊島区東池袋一丁目18番1号 Hareza Tower 15F・16F
- - 設立: 2002年8月26日
- - 代表者: 中川 景樹
- - 資本金: 5億円
- - 事業内容: モバイル事業、MVNO事業、コンテンツ事業、教育事業、ソリューション事業、VR事業、ネットワークカメラ事業
公式サイト:
キヅクモ