HOTEL GROOVE SHINJUKUが目指す「ひとにやさしいホテル」
新宿の中心に位置するHOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotelでは、すべてのお客様に快適な宿泊体験を提供するため、「ひとにやさしいホテル」をテーマにした取り組みを強化しています。このプロジェクトは、東急ホテルズが掲げるサステナブルな方針の一環として、特にろう者や難聴者の方への対応を重点的に整えていくものです。
ユニバーサルなサービスの環境づくり
当ホテルは、多様なニーズに応えることで、すべてのお客様が安心して過ごせる環境を提供することを目指しています。これにより、訪れるすべての人々が快適に滞在できるよう、インフラやサービスを見直し、改善を進めています。
手話講習によるコミュニケーションの促進
具体的な取り組みとして、スタッフの手話能力向上を図るため、東京手話通訳等派遣センターやNPO法人日本ASL協会から講師を招いた手話講習を行っています。スタッフが手話を学ぶことで、ろう者のお客様とも円滑にコミュニケーションを取れるようにしています。
字幕表示システムCotopat®の導入
また、レセプションデスクには「Cotopat®」という字幕表示システムを導入しました。このシステムは、音声をリアルタイムで認識し、会話内容を文字や図解、動画としてスクリーンに表示します。これにより、聴き取りづらい会話の内容をクリアにし、お客様とのコミュニケーションの円滑化を図っています。
多言語アプリKotozna In-roomの活用
さらに、ホテルはKotozna In-roomという多言語コンシェルジュアプリを導入しています。これを通じて、館内施設の情報やアメニティのリクエスト、周辺の観光情報にアクセスできるほか、リアルタイムでのチャット機能を利用することで、お客様からのリクエストに迅速に対応できます。
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」への協賛
2025年11月には、手話やろう文化をテーマにした国際的なイベント「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」が東京・高円寺で開催されます。HOTEL GROOVE SHINJUKUはこの芸術祭に協賛し、11月7日にはマルシェに出店し、地域の清掃活動にも参加します。ろう者の方々とのコミュニケーションを大切にし、多様性を尊重した取り組みを進めていきます。
特別上映映画「コーダ あいのうた」
同じく11月7日から13日まで、109シネマズプレミアム新宿ではアカデミー賞受賞作『コーダ あいのうた』の特別上映も予定されています。この映画は、聴覚障害のある家族の中で唯一耳が聞こえる少女の成長を描いた感動的な物語で、バリアフリー日本語字幕版での上映が行われます。
まとめ
HOTEL GROOVE SHINJUKUは、すべてのお客様が快適に過ごせるホテルを目指し、さまざまな取り組みを通じて「ひとにやさしいホテル」の実現に向け前進しています。今後もこの理念に基づいたサービスの充実を図り、多様なニーズにお応えしていく所存です。ぜひ、都心の拠点としてご利用ください。