フィジー音楽教育
2025-10-24 08:39:02

フィジーでの鍵盤ハーモニカ寄付と音楽教育の広がり

フィジーでの鍵盤ハーモニカ寄付と音楽教育の広がり



2025年10月、フィジーのラウトカ市にて、認定NPO法人グッドライフによる鍵盤ハーモニカの寄付および音楽教育プロジェクトが実施されました。この取り組みは、地域の子どもたちに音楽教育を提供し、音楽の楽しさを知る機会を与えることを目的としています。プロジェクトリーダーの稲山茉佑さんや、鍵盤ハーモニカLABO代表の妹尾美穂さん、お笑い芸人の滝沢秀一さんなど、4名のメンバーが現地を訪れました。

イベントの背景


このプロジェクトは、稲山さんからの相談に始まりました。彼女は3回生の大学生で、フィジーの子どもたちに音楽を届ける「Field Music Academy」の主催者です。彼女の情熱に触れ、NPO法人グッドライフは鍵盤ハーモニカ100本を寄付することに決定。2025年1月に楽器をフィジーに送り、3月には稲山さんが渡航して寄付を行いました。その後の好評を受けて、7月にはさらに100本の寄付が実施されました。これには、稲山さんの母校での収集や、滝沢さんのごみフェスで集まった楽器も含まれています。

目的と活動内容


このプロジェクトの目的は、単なる楽器の配布にとどまらず、現地での音楽教育を根付かせることです。フィジーの公立学校で初となる音楽授業の創設を目指し、ラウトカ市の教育委員会と協力しながら、20校から3校をモデル校として選定しました。イベントは2025年10月12日から14日までの2.5日間行われ、各学校で鍵盤ハーモニカの演奏会や体験授業が実施されました。

特に、Vitogo村やAhmadiyya Primary School、LSSE(Lautoka School for Special Education)などの学校で、演奏会や講座が行われ、現地の生徒や保護者に音楽の魅力を体感してもらいました。音楽の楽しさと可能性を感じるための機会を提供することが、このプロジェクトの大きな目的です。

プロジェクトメンバーのプロフィール


  • - 稲山茉佑: フィジーでの音楽教育を主導するプロジェクトリーダー。彼女は現地での視察や交渉を担当し、音楽教育の普及に努めています。
  • - 妹尾美穂: 鍵盤ハーモニカ界のバイオニアとして、音楽授業の中で、本物の音と可能性を子どもたちに届けます。
  • - 滝沢秀一: お笑い芸人であり、環境問題への取り組みを通じて、鍵盤ハーモニカのリユースの重要性を広めています。彼の視察報告は、フィジーの現状を多くの人に知らせるきっかけになりました。

最後に


NPO法人グッドライフの活動は、フィジーの音楽教育を新たな段階に引き上げる一歩となりました。このプロジェクトを通じて、多くの子どもが鍵盤ハーモニカの音に触れ、音楽の素晴らしさを学ぶことができました。今後も、音楽が持つ力を最大限に引き出し、国際的な交流と共に、人々の心に響く音楽教育が広がることを願っています。


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