新たな特産品「彩のきくらげ」誕生の裏側
埼玉県川口市に拠点を置く株式会社毎日新聞首都圏センター(MSC)が挑戦する新しい特産品、「彩のきくらげ」が誕生しました。このブランド名は、社内公募によって決定され、埼玉県の愛称である「彩の国」に由来しています。地域の魅力を発信し、新たな特産品として育てていきたいという思いが込められています。
印刷工場でのきくらげ栽培
このユニークなプロジェクトは、印刷工場で働く社員の発案によって始まりました。工場内に最大5600個もの菌床を収納可能な最新設備のもと、今年2月よりきくらげの栽培がスタート。多くのメディアにも注目され、話題を集めています。新聞という異分野から生まれたきくらげは、実は埼玉特産の新たな魅力として、新しい地域産業を形成する可能性を秘めています。
社内の愛によって決まったブランド名
「彩のきくらげ」というブランド名が決まるまでの過程は、社内の従業員が参加した公募によって進められました。115人の参加者から211件もの候補が集まり、意見交換が行われました。そのなかから「彩のきくらげ」が選ばれた理由は、埼玉の愛称で親しみやすく、印象に残るブランド名であったことに他なりません。
ブランドコンセプトと三つの「彩り」
新ブランドのコンセプトには『彩の国から、笑顔と健康を食卓に』というミッションがあります。これは三つの「彩り」に示されています。まず一つ目は、地域で栽培された安心・安全なきくらげ、二つ目は新聞印刷で培われた技術を活かした高品質栽培、三つ目は栄養豊富で健康的な「食べる漢方」としてのきくらげの存在です。
販売と今後の展望
現在、彩のきくらげはネット販売をはじめ、埼玉県内や首都圏の飲食店、スーパー、ホテルなど多数の販路にも展開しています。また、今後は加工食品の開発にも着手し、商品ラインナップを強化していく予定です。地域に根ざしたこの取り組みは、今後も注目すべきプロジェクトになること間違いなしです。
プレゼントキャンペーンのお知らせ
さらに、このブランド名の決定を記念して、5月8日から公式Xで「彩のきくらげ」のプレゼントキャンペーンが開始されます!期間中、公式アカウントをフォローし、投稿をリポストすると、抽選で10名様に川口産の新鮮で安心・安全なきくらげが当たります。生きくらげと乾燥きくらげのセットを手に入れて、その美味しさを試してみる良い機会です。
最後に
地域活性化を図りつつ、新たな特産品としての「彩のきくらげ」の今後の展開には大いに期待が寄せられています。埼玉の新たな味覚をぜひお見逃しなく!