岡山大学の研修
2025-12-02 22:40:25

岡山大学がリスクマネジメント研修を実施!持続可能な発展を目指して

岡山大学でのリスクマネジメント研修



2025年12月2日、国立大学法人岡山大学は津島キャンパスで「部局長等セッション」を開催しました。このセッションでは、大学の執行部や各部局の教職員が集まり、持続的な発展に関する重要な課題について議論を交わしました。今回のテーマは「ERM(全学的リスクマネジメント)」で、リスクマネジメントを学ぶ貴重な機会となりました。

この研修の目的は、岡山大学のERMプロセスの確立に向けてリスクマネジメントの基礎やリスクアセスメントの重要性を理解し、次年度の目標や計画策定に生かすことです。講師には、ニュートン・コンサルティング株式会社の勝俣良介氏が招かれ、リスクマネジメントの意義や実際のプロセスを学ぶために、身近な題材を利用したワークショップが実施されました。

セッションは、まず三村由香里理事が開会のあいさつを行い、「組織目標の策定や実施においては、ERMの手法を取り入れることが重要である」と述べ、参加者にこの機会を活用することを促しました。その後、勝俣講師による講義がスタートし、リスクマネジメントの意味、目的・目標の設定、さらにはリスクアペタイトについての深い理解を得るためのワークショップが行われました。

また、本セッションでは大学のリアルなケースを想定したシミュレーショントレーニングも実施。参加者は実際にリスクマネジメントの具体的な取り組みを体験し、学んだ知識を生かしながら、実践的なスキルを習得しました。

最後に、菅誠治理事が「大学は多くのリスクを抱えながらも進み続ける必要がある。執行部は方向性を示し、全体でリスクマネジメントに取り組んでいく」と述べ、参加者の意欲を高めました。今回の部局長等セッションは、管理職間でERMに対する理解を深化させ、各部局がERMを意識しながら組織目標を策定するための共通認識を形成する有意義な機会となりました。

岡山大学は地域中核としての役割を果たし、特色ある研究大学を目指す中で、今後もリスクマネジメントに取り組みながらさらなる発展を推進していくことが期待されています。参加した方々は、得た知識を地域や組織に持ち帰り、実践していくことが重要です。岡山大学の今後の取り組みにもぜひご注目ください。


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