名古屋に新たなセキュリティ教育拠点、CYBERGYM名古屋アリーナが移転オープン

名古屋に新たに誕生するCYBERGYM名古屋アリーナ

サイバーセキュリティの波が拡大する中、名古屋市に『CYBERGYM名古屋アリーナ』が新たに移転オープンします。この移転は、サイバー攻撃がますます巧妙化し、あらゆる企業がそのリスクに直面する現状を受けたものです。サイバージムジャパンが提供するこの専門トレーニング施設は、地域のセキュリティ意識を高め、さまざまなトレーニングメニューを提供することで、企業の安全を守る役割を果たします。

サイバーセキュリティの現状

ここ数年、サイバー攻撃は特に製造業のサプライチェーンをターゲットにしたものが増えています。攻撃の手法は初歩的なものから非常に高度なものまで多岐に渡り、国や地方自治体、特にインフラ企業がその被害の対象となっています。このような脅威は一企業だけでなく、広範囲に影響を及ぼすため、業界全体での意識改革やトレーニングが必要とされています。

CYBERGYM名古屋アリーナでは、上級者から初心者まで幅広いトレーニングメニューを提供しており、全国各地で増加するサイバー攻撃への対応力を高めることを目指しています。

新たな拠点の詳細

新しいCYBERGYM名古屋アリーナは、名古屋市中村区名駅に位置し、2025年7月17日（木）にオープン予定です。移転に伴い、より充実した施設と体制を整え、地域のニーズに応えられるよう進化します。利用者が安全に効果的なトレーニングを受けられるよう、最新の設備と環境が提供されます。

開設と開所式について

新施設のオープンに際し、7月22日（火）15:30から開所式が開催されます。CYBERGYMのトレーニングの特長や最新のサイバー情勢についての講演も予定されおり、参加者には実際にランサムウェアのデモンストレーションが行われるなど、実践的な内容が盛りだくさんです。

トレーニング内容の特長

CYBERGYMが行うトレーニングは多岐にわたり、全社的なセキュリティリテラシー向上を支援するためのプログラムが用意されています。経営層から一般社員まで、それぞれの階層に応じた内容が盛り込まれており、実践的なトレーニング環境でホワイトハッカーによる本物のサイバー攻撃を模して行われます。このような実践を通じて、必要な技術を効果的に習得することが可能です。

加えて、サイバージムジャパンはIT人材をセキュリティ専門職へと育成するためのプログラムも提供しており、地域発展の重要な役割を担っています。サイバー攻撃を未然に防止するための知識とスキルを、名古屋を中心に持つ企業と共に磨いていきましょう。