サンワサプライが新しいPoEインジェクターを発表
岡山市に本社を構えるサンワサプライ株式会社は、新しいPoEインジェクター「LAN-GIHINJ6」を市場に投入しました。本製品は、IEEE802.3bt(Class 7)規格に準じており、最大75WのPoE(Power over Ethernet)給電が実現できます。これにより、既存のPoE非対応ネットワークに簡単に追加することができ、様々な機器へ電力供給と信号伝送が可能となります。
PoE技術の利便性とは?
PoEとは、一つのLANケーブルを用いてデータ通信と電力供給の両方を行うことができる技術です。この技術の利点は、コンセントがない場所でもPoE受電対応機器を使用することができる点です。たとえば、電源のない屋外の監視カメラや無線アクセスポイントなどに最適です。
PoEインジェクター「LAN-GIHINJ6」の特長
本製品「LAN-GIHINJ6」は、消費電力の大きいドーム型PoEカメラや無線アクセスポイントへの給電に特に適しています。また、電源が内蔵されているため、設置も非常に簡単です。電源ケーブルだけを設置すれば、すぐに使用開始できます。さらに、格段に速いデータ転送ができるため、IPカメラ等の映像転送においてもその能力を発揮するでしょう。
壁面に設置可能なデザイン
本体には壁面取り付け用のフック穴もあり、スペースの有効利用が可能です。また、ギガビット転送に対応しているため、10/100Mbpsよりも格段に速い転送速度を誇ります。これにより、特に映像データのやりとりがスムーズになります。
実際の設置例
例えば、オフィスの会議室にPoEインジェクターを加えることで、カメラとスピーカーを同時に給電し、効率的なビジネス環境を整えることができます。遠隔会議が増える現代において、こうした商品はますます重要な役割を果たしています。
まとめ
「LAN-GIHINJ6」は、今まで手が出なかったPoE受電対応の機器に手軽に電力を供給する方法を提供します。サンワサプライが展開するこの製品は、PoEの利用シーンをさらに拡大し、ユーザーのニーズに応える新しいスタンダードとなるでしょう。
購入情報
この新しいPoEインジェクターの価格は25,300円(税抜き23,000円)です。詳細な製品情報はサンワサプライの公式ウェブサイトから確認できます。