ワイハウ新体制発表
2025年7月14日、株式会社ワイハウは次期代表取締役社長候補者の選定を正式に発表しました。新たに選ばれたのは、これまで執行役員社長として活躍していた亀田信吾氏と、CEO補佐としての役割を果たす木村義弘氏です。これにより、ワイハウはより機動的な経営体制の確立を目指します。
組織の変革に向けた新たな人事
この人事は、次世代トップマネジメントチーム体制の構築を目指すワイハウの重要経営課題の一環として位置づけられています。約2ヶ月前から始まった社長候補者の選定プロセスは、株主や投資家からの早期決定を望む声もあり、迅速に実現されました。
亀田氏は、これまでワイハウの価値創造本部の担当部長や、グループ会社である株式会社渋谷肉横丁、株式会社サンライズジャパンの代表取締役社長としての経験を持っています。彼の情熱と調整能力を活かし、全社的なビジネスモデルである「企業再成プラットフォーム」にさらに磨きをかけることが期待されます。
一方、木村氏は、経営人材としての豊富な実績を持ち、著書『事業計画の極意』が多くの支持を得ています。プロフィナンスを率いた経験があるため、事業計画作成や研修を通じて、ワイハウグループの企業価値向上にも寄与するでしょう。
秋には株主総会を控えた重要なタイミング
新社長が正式に選任されるのは、2025年11月27日に開催予定の株主総会以降です。これに続き、経営体制はさらに強化される見通しで、執行と監督の分離、監査等委員会制度の導入についても議論される予定です。
また、現代表取締役社長の岩尾俊兵氏は、代表権を返上し、引き続き社長業務の引継ぎを進めることとなります。彼は2025年9月1日以降は社外経営顧問として活動予定です。これにより、スムーズな社長業務の移行を図ります。
新体制にかける期待
新経営陣の下、ワイハウはさらなる成長を目指していく心構えです。社業に邁進する所存を表明し、株主や投資家に対して変わらぬ支援をお願いする姿勢も強調されています。新たに就任する亀田氏と木村氏のリーダーシップに期待が寄せられ、今後の展開に注目が集まります。
次世代経営チームによる新たなワイハウの挑戦を、私たちも心待ちにしています。