新しい販促手法「Performance Media Network」の登場
株式会社ギフティは、法人や自治体向けにデジタルギフトを活用したサービス「giftee for Business」の新たなソリューションとして「Performance Media Network」(PMN)を発表しました。これは、2025年12月1日から提供が開始されるプロモーションプラットフォームで、特に「告知」と「購買成果」を効率的に向上させることに特化しています。この仕組みにより、メーカーは生活者向けのアプリと連携し、より広範囲で施策を実施することが可能になります。
PMNの特徴と利点
「PMN」の最大の利点は、複数のアプリと連携することで、幅広いターゲット層に向けたプロモーション告知を一括で行えることです。これにより、従来のオフラインプロモーションでの課題—即ち、特定ターゲット層へのリーチの難しさや、施策成果の測定困難さ—が解消されます。また、AI-OCR(Optical Character Recognition)による解析機能を備え、不正応募を防ぎつつ、正確な購買データも収集できます。
このAI-OCRは、施策参加者が対象商品のレシートをアップロードすることで活用され、これにより購買判定が行われます。重複登録の防止や、同一人物によるレシートアップロード数の制限が設けられており、公平かつ効果的なプロモーションが実現します。その結果、メーカーは限られた広告および販促予算を最大限に活用できるようになります。
「giftee for Business」との連携
「giftee for Business」は、2016年の開始以来、66,000件以上の導入実績を持つ法人向けサービスです。多様なニーズに応えるため、キャンペーンやマーケティング施策を、アンケートの謝礼や来店促進を通じて幅広くサポートしてきました。新たに導入される「PMN」は、この流れを一層強化し、メーカーが必要とする販促施策をより簡単かつ効率的に進められるように設計されています。
参加の流れとメリット
プロモーションに参加する生活者は、メディアパートナーとなるアプリを通じて、詳細を確認し、対象店舗で商品の購入後、レシートをアップロードすることで参加が可能です。そして、AIによって購買が判明した後、インセンティブとしてアプリ内ポイントや、デジタルギフト「えらべるPay®」を獲得できます。このような仕組みが整っていることで、参加者は自分の購入に対する報酬を得られる楽しさを実感できます。
一方、メディアパートナー企業は、アプリ内に誘導バナーを設置することで新たな収益を得るチャンスが広がります。また、誘導バナーを通じた簡単なプロモーションの実施が可能になり、既存ユーザーのアクティブ化や新規ユーザーの獲得にも寄与します。
まとめ
今後、ギフティは「PMN」のメディアパートナーをさらに拡大する方針であり、より効果的なプロモーション活動を支援するための機能改善も視野に入れています。「giftee for Business」による多様な施策が、企業のマーケティング活動を強力にサポートし、より創造的でオリジナリティのあるプロモーションの実現に向けて進化を続けることでしょう。