愛犬のおやつ事情調査:400人の飼い主に聞いた実態
最近、株式会社エイトが実施した「愛犬のおやつ事情」に関するアンケートが注目を集めています。4回にわたる調査で、愛犬におやつを与える頻度やその理由、選び方について明らかにされました。今回はその結果を詳しく見ていきましょう。
おやつの与える頻度
調査によると、なんと約59%の飼い主が「毎日愛犬におやつを与えている」と回答しました。「週に数回」おやつを与えるという飼い主も30%おり、全体の約9割が愛犬の日常生活におやつを取り入れていることが分かります。この結果からは、多くの飼い主が愛犬とのコミュニケーションや喜ぶ姿を見るためにおやつを活用していることが伺えます。
おやつとドッグフードのバランス
次に、与えるドッグフードとおやつの量のバランスについて聞いたところ、53%が「ドッグフード多めでおやつは少なめ」と回答しました。さらに出てきた回答の中で、ほとんどドッグフードで構成し、おやつはごく少量という意見も40%あり、全体の90%以上が主食であるドッグフードを優先的に与えている結果となりました。
ただし、おやつの摂取量については「1日の総カロリーの10%以内」が適切とされているため、少し与えすぎているかもしれないという認識も重要です。愛犬の健康を考えると、適切なバランスを意識することが求められます。
おやつを与えるタイミング
おやつを与える場面について調査したところ、最も多かったのは「トレーニング・しつけの前後」という回答で174件でした。次いで「お散歩の前後」が133件、「ごはんの前後」は112件と、トレーニングや日常のルーティンに関連したタイミングが多く見られました。このことからも、計画的な与え方がされていることが確認できます。
おやつ選びのポイント
では、飼い主さんがどのようなおやつを選ぶ際に重視しているのでしょうか。大きく分けて3つのポイントが浮かび上がりました。
- - 安心・安全:添加物に対する意識が高く、国産や無添加の製品を選ぶ人が多いです。
- - 健康配慮:低カロリーやアレルギー対策として、健康に配慮した選び方をする声が多く聞かれました。
- - 食いつき:愛犬が喜んで食べてくれるかどうかを重視し、好みを把握して選ぶ飼い主が多かったです。
特に添加物に対する懸念が強いことから、無添加やシンプルな原材料の商品が求められています。健康への影響を考えたうえで選ばれるおやつは、愛犬の体調を考慮した意図的な選び方がされていることがうかがえます。
おやつを控える理由
一方で、おやつをほとんど与えないという回答も見受けられ、体重管理や持病への配慮がポイントとなっていました。適正体重を維持したいという思いから、与えるおやつの量を制限している飼い主も多いようです。特に持病のある愛犬に対しては、安全のためにおやつを控える飼い主の意見が目立ちました。
まとめ
調査結果からは、愛犬の健康とコミュニケーションが両立できるように工夫しながらおやつを選び、与える飼い主の姿が見えました。飼い主と愛犬の信頼関係構築のために、おやつの選択と与え方に気をつけることが求められます。日常生活の中で、愛犬との素敵な時間を持つための工夫を考えてみてはいかがでしょうか。
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