スタートアップ支援の連携
2025-09-12 11:23:27

東急不動産と京都の知恵森がスタートアップ支援で手を結ぶ

東急不動産と京都の知恵森が連携、スタートアップ支援を加速



最近、東急不動産株式会社と一般社団法人京都知恵産業創造の森は、スタートアップに関する相互連携の合意書を締結しました。この協定は、両社が手を携え、より強力なスタートアップ支援を行うことを目的としています。具体的には、渋谷に位置するグローバルイノベーション拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA(以下、SDS)」との連携を強化し、京都のスタートアップ企業と首都圏の企業との協業を促進することが目指されています。

目指すもの



このパートナーシップの狙いは、単に京都のスタートアップ企業の支援を行うことにとどまりません。知恵森が京都のスタートアップ企業の技術やソリューションを東急不動産に提案し、大企業とのビジネスマッチングを実現。これにより、オープンイノベーションが進み、スタートアップにとっての事業創出や社会的課題の解決に向けて大きな一歩を踏み出せるようになります。

さらに、SDSのアクセラレータープログラムに参加するスタートアップ企業と、京都の企業とのネットワークを活用したマッチングを行うことで、新たなビジネスチャンスが生まれることが期待されています。これにより、双方が持つ資源と知見を最大限に活かしたビジネス展開が可能になるでしょう。

具体的な連携内容



この連携における具体的な取り組み内容は以下の通りです。
  • - スタートアップ企業や団体、ベンチャーキャピタルとのマッチング支援
  • - スタートアップ支援をテーマにしたイベントへの登壇や講演
  • - SDSのイベントスペースの提供
これらの施策を通じて、スタートアップ企業の成長と新事業の創出をサポートします。

SAKURA DEEPTECH SHIBUYAとは



SAKURA DEEPTECH SHIBUYAは、国内外のディープテクノロジー領域に特化したスタートアップの支援を目的とする、渋谷最大級のグローバルコミュニティ拠点です。この拠点は、2025年6月から本格的に開始されるアクセラレータープログラム「Sakura Deeptech Shibuya Accelerator」を通じて、世界28カ国から特選されたディープテックスタートアップ10社が集まり、最先端の教育を提供しています。さらに、MITの教授陣やオックスフォード大学発の投資機関「Oxford Science Enterprises」からも、世界トップクラスのメンターが参加し、企業の成長を強力にバックアップします。

東急不動産のスタートアップ支援への取り組み



東急不動産は、広域渋谷圏におけるまちづくりに力を入れています。新産業や最先端事業の創出を通じて地域の価値創造を図り、スタートアップとの共創を進めています。具体的には、スタートアップの成長を支えるためのスペース提供や、持続的な資金サポートを行い、産官学との連携機会を増やしています。これにより、新しい産業の創出だけでなく、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。

このように、東急不動産と京都知恵産業創造の森の協業は、単なる相互連携にとどまらず、地域のスタートアップ企業の未来を切り拓く重要な一歩となることが期待されています。今後の展開から目が離せません。


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