イタンジが提案する新しい不動産査定システムとは？

イタンジが新たに展開する不動産査定システム

イタンジ株式会社は、2025年4月より不動産業界に新たなサービスを提供します。その名も「ITANDI売却査定」。このシステムは、不動産売買仲介会社を対象に、AIを活用した査定書作成機能を充実させるものです。

AIによる査定価格の算定

不動産の査定は、築年数や駅からの距離、物件の面積など、多角的な要素を考慮する必要があります。従来の査定方法では、こうしたデータをもとに価格を算出するために時間がかかり、適切な価格設定が難しい的な状況が多くありました。「ITANDI売却査定」は、物件情報を入力するだけでAIが周辺の類似物件情報を自動的に分析し、スピーディーかつ信頼できる査定価格を提供します。

このシステムにより、仲介会社は迅速に査定金額を売主に伝えることが可能となり、その結果、売主からの信頼感を高めることができます。

付加価値のある査定書の発行

査定書には、査定価格の根拠や周辺事例との関係性が記載されるため、仲介会社はより納得感のある説明を行うことができます。また、ハザードマップや周辺の施設情報、地域の相場情報を添付した高品質な査定書を迅速に提供することが可能です。これにより、仲介会社は他の業務にもっと時間を割くことができ、接客体験を向上させることができます。

システムの導入メリット

さらに、このサービスは既に約90,000店舗で使用されている「ITANDI BB」と統合されているため、仲介会社は複数のシステムにログインする必要がなくなり、管理の負担も軽減されます。
このように、イタンジは不動産業界の「DX（デジタルトランスフォーメーション）」を推進するインフラ企業として、業界全体に影響を与えることを目指しています。