PR TIMESが名古屋証券取引所プレミア市場に上場
2025年8月6日、水曜日。株式会社PR TIMESは名古屋証券取引所プレミア市場に重複上場したことを発表しました。東京証券取引所プライム市場に加え、名古屋市場での上場は、同社の事業成長や地域投資家との関係構築に向けた大きな一歩となります。
上場の背景と目的
PR TIMESは「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションのもとに、ポジティブな情報が中心となって人々を勇気づける社会を目指しています。これまでの成長を支えるプレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、利用企業数が11万社を超え、国内上場企業の過半数以上が利用しています。
名証プレミア市場への上場は、特に東海地域において多くの個人投資家との接点を増やし、企業としての成長に向けた理解を深めるための重要な戦略です。また、名古屋証券取引所での取引によって、企業活動への関与がより一層促進されることが期待されています。
上場セレモニーの実施
新しい舞台への一歩を祝うために、名古屋証券取引所で上場セレモニーが盛大に行われました。ここでは、PR TIMESの株式プレートがボードに設置され、記念の瞬間を迎えました。これにより、同社の活動がさらに広がることを示す象徴的な場となりました。
事業の多角化と新たな挑戦
PR TIMESグループ内には、プレスリリース配信の他にも、SaaS型ビジネスツール「Jooto」や「Tayori」など、多様なサービスが存在します。また、スタートアップメディア事業やSNSマーケティング支援事業も含め、幅広いジャンルで情報発信を支援しています。
企業は2026年度の業績予想を立てており、売上高を92億5百万円、営業利益を31億49百万円と見込んでおり、これは前年度に比べて大幅な増加です。このような計画は、PR TIMESが持続可能な成長を追求し続けている証左と言えるでしょう。
持続的成長に向けた取り組み
PR TIMESは、継続的な成長と持続的な企業価値向上に向け、ガバナンスの強化やIR活動の充実に努めています。事業の拡大や業績向上のためには、多くの投資家や株主とのコミュニケーションを強化し、彼らの理解を深めることが必要です。
さらに、名証プレミア市場での上場を通じて、株主が安心して投資できる体制の構築を目指しています。情報開示を充実させ、より多くの地域や企業規模を問わず、情報発信を支援し続けるPR TIMESの姿勢が評価される日が待ち望まれています。
最後に
PR TIMESは今後も新しい支社の開設や、地域貢献につながる事業を通じて、より一層の成長を目指していく方針です。名古屋での上場は、まさにその第一歩となり、さらなる発展につながることを期待しています。地域と共に発展するPR TIMESの今後に目が離せません。