新機能がもたらす経営のスピードアップ
株式会社Bizgemが提供する小売企業向け経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」が、業務を一層効率的にする新機能の提供を開始しました。これにより、特に中小小売企業において、海外調達を行いながらも経理オペレーションの負荷を軽減し、売上原価管理の精度を向上させることが可能になります。
新機能の概要
新たに導入された機能は以下の4つです。
1.
Invoice単位の為替レート管理
各Invoiceごとに適用為替レートを登録し、SKU別の平均原価に反映。この機能により、売上原価をより精緻に算出できます。
2.
輸入諸掛の登録と自動配賦
商品合計額を基に、関税や国際送料、輸入消費税などをSKU毎に按分して登録できます。この自動配賦機能によって、煩雑な経理業務が大幅に簡素化されます。
3.
過去納品データのCSVエクスポート
通貨や為替、関税、国際送料などの実績値を簡単に振り返ることが可能になります。過去データの整備が重要な今、これにより経営戦略を見直す際に役立つでしょう。
4.
自由な原価内訳入力
検品費やブランドタグなど、細目コストをSKU単位で記録できるため、より詳細なコスト分析が可能となります。
このように、ストアレコードは中小小売企業が抱える「直接貿易」における会計の負担を軽くし、売上総利益率の安定に寄与します。
利用者サポートの充実
新機能が充実していても、実際の業務の運用フローが確立されていない企業に向けて、Bizgemはコンサルティングサービスを提供しています。現行の運用をヒアリングし、ストアレコードをどのように活用して月次決算を閉じるか、その運用フローを構筑するための支援を行います。これにより、月次決算が未実施の企業や、月によって売上総利益率に大きなブレがある企業へも、安心してサービスを提供しています。
ストアレコードが目指すもの
「ストアレコード」は、売上・費用・仕入・在庫といった企業経営必須項目を一元管理し、効率的に操るためのプラットフォームです。従来の手法から脱却し、現場の自走をサポートすることを目的としています。これまで多くの小売企業がExcelに頼ってきた業務を、デジタル化により効率化し、経営者がビジネスに専念できる環境を整備しています。
会社概要
株式会社Bizgemは2022年12月に設立され、小売業界の発展を支えるための革新的なソリューションを提供しています。代表取締役の樋口幸太郎は、これまでの経験を活かし、経営管理の新しいスタンダードを打ち立てるべく活動しています。
詳しい情報は公式ウェブサイト(https://service.storerecord.jp)にてご覧いただけます。