『オープンダイアローグ』
2026-08-28 12:35:11

生きる本大賞受賞!安全な対話の技術『オープンダイアローグ』の魅力とは

生きる本大賞を受賞した『オープンダイアローグ』とは



この度、石田月美さん、頭木弘樹さん、鈴木大介さん、樋口直美さんの著書『専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ――安全な対話のための実践ガイド』が「第3回生きる本大賞」を受賞しました。この本は、対話における新たな可能性を提示するものとして高く評価されています。

「生きる本大賞」とは



「生きる本大賞」は、株式会社未来屋書店が創設した文学賞で、多様な社会に寄り添う書籍を普及することを目的としています。今選考では、約1年間に出版されたノンフィクションやエッセイから、各書店員が選んだ作品が候補となり、最終的に大賞が決定されました。この賞が表彰するのは、読む人の生きる力を与えてくれる本。受賞後は、全国の未来屋書店の店舗でフェアが開催され、さらに多くの人々に本書が手に取られる機会を提供します。

オープンダイアローグの背景



この本では、4人の当事者がオープンダイアローグという手法を用いて、安全かつ自由な対話を実践しました。著者たちは、日常の中で発生する「危険な会話」に気づき、対話が持つ力を再発見しています。彼らは専門家ではなく、一般の人々がこの手法を用いることで生きる力を見出すことができると主張しています。

対話の軌跡と効果



オープンダイアローグは、単なる会話を超え、参加者が互いに否定せず、議論を進める手法です。たとえ解決策が見つからなくても、対話を続けることで共感や理解が生まれ、変化が起きることが確認されています。著者の一人、石田月美さんは「不思議な営みの内実がこの本に詰まっている」と述べ、自らの経験を通じてオープンダイアローグの魅力を語っています。

他の著者たちも、それぞれの視点からオープンダイアローグの実践を語り、効果を体験しています。頭木弘樹さんは、日常会話の持つ危険性について触れ、この手法がその危険から解放してくれると感じています。鈴木大介さんは、雑談が苦手な自分たちが集まる中で初めて成立した深い対話の価値を伝えています。樋口直美さんも、自身の過去の痛みを吐露し、その過程で得た変化について語るなど、多様な視点がこの本には込められています。

オープンダイアローグの実践



本書では、オープンダイアローグを試みるための具体的なガイドラインも紹介されています。精神科医・斎藤環氏との対話を通じて得られた知見や、実際のセッションの記録が収められており、読者自身も実践を通じて新たな対話の形を見つけることができます。

まとめ



『専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ』は、ただの対話を超え、人々に生きる力を与える一冊です。この機会に、オープンダイアローグの世界に触れ、その可能性を感じてみてはいかがでしょうか。生きることを助けるこの本が、あなたの手に渡りますように。ぜひ、読んでみてください。


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