東京都のイノベーションプロジェクトが展開するサステナブル内装デザイン
東京都は、CIC Instituteを通じて『Global CityTech Bridge』というプログラムを進めています。このプログラムは、東京の都市技術イノベーションを進化させるために、スタートアップと大企業の連携を促進しており、最近では新たな成功事例が誕生しました。
プロジェクトの背景
CIC InstituteのCEOデニース・メドレンカ氏が率いるこのプロジェクトは、サステナブル建材プラットフォーム「matinno」を活用した内装デザインの実績を生み出しました。具体的には、大阪・関西万博のために使用された資材を再利用し、東京都渋谷区の「アルカサル」にて新しい内装を展開しました。この取り組みは、未来の建設業界における循環型経済の実現を目指した重要な試みです。
技術と連携の重要性
今回の実装には、NewNormDesign、サッポロ不動産開発、株式会社船場が協力し、共同で施工を行いました。特に注目すべきは、プロジェクトが内装のデザインだけでなく、使用する資材の調達や輸送調整、環境負荷データの算出を一貫して行った点です。これにより、再利用可能な資材のマッチングが成功し、具体的な数字としてCO2排出量約475kgの削減を実現しました。
使用した技術とその成果
内装材の調達には、matinnoが独自に開発したマップ・トラッキング手法が用いられ、ユーザーとリユース資機材を効率的にマッチングしました。このシステムのおかげで、資材の状態をリアルタイムで把握でき、品質と納期を厳守することが可能になりました。さらに、同時に建設廃棄物の削減も実現し、循環型建築の具体的な可能性を示すことができました。
脱炭素社会の実現に向けて
Global CityTech Bridgeは、今後も社会課題解決に向けた新たな事業を創出することを目指しています。脱炭素や資源循環といったトピックに焦点を当て、パートナー企業と共に次世代の技術を活用した新たなソリューションを模索します。この取り組みは、東京だけに留まらず、他の都市への広がりも期待されています。
最後に
『Global CityTech Bridge』が生み出したこの実例は、未来の建設業界におけるサステナビリティの新しい形を提示しています。プロジェクトの詳細については、3月2日(月)17:00よりCIC Tokyoで発表される予定です。これからの展開に多くの期待が寄せられています。
さらに、同プログラムへの参画を希望する企業やスタートアップは、事務局へ連絡をすることで詳細情報を得ることができます。サステナブルな未来を共に築くために、皆さんもこの取り組みに関心を寄せてみてはいかがでしょうか。