長瀬産業、グレーターチャイナとASEANを統括する新会社設立
長瀬産業株式会社は、2026年11月2日、グレーターチャイナ及びASEAN地域を統括する新会社「NAGASE (ASIA PACIFIC) LIMITED」を設立することを発表しました。この新会社の設立は、同社が掲げる中期経営計画「Walk the Talk 2028」に基づくもので、目指すは時価総額1兆円の実現です。
新会社は、長瀬産業がこれまで築いてきた地域に根差した商社ビジネスの強化を図るものであり、これまでの成功を基盤としつつ、さらなる飛躍を目指します。特にグレーターチャイナとASEAN市場は、相互に作用し合う大きな市場であり、戦略的に重要な立ち位置にあると認識されています。
新会社設立の背景
長瀬産業は1970年代からこの地域に現地法人を設立し、着実に事業を展開。現在、グループ全体の売上総利益の約26%をこの地域が占めるまでに成長しています。新会社設立により、地域特有のニーズや市場機会を一層的確に把握し、迅速な経営資源の投入が可能となるでしょう。これは、長瀬産業が「人材育成」「強靭性の構築」を基本方針として掲げる中で、地域ごとのガバナンス強化にも大いに寄与します。
新会社の概要
NAGASE (ASIA PACIFIC) LIMITEDは、以下の特徴を持つ会社です。
- - 名称: NAGASE (ASIA PACIFIC) LIMITED
- - 資本金: 1百万HKD(長瀬産業100%)
- - 設立日: 2026年11月
- - 所在地: 香港・九龍のハーバーシティ内
- - 業務内容: 地域統括、経営管理、管理業務企画
この新会社は、地域全体を見渡す視点で事業機会を捉えるとともに、企業の経営基盤をより強固なものとするために、権限の委譲も進めていきます。これにより、地方のニーズに即したスピーディな意思決定が可能になり、現場の状況を反映した経営戦略の実行が期待されます。
今後の展望
長瀬産業は、今後も「マテリアル」を通じて、顧客や社会の課題解決に貢献していくことを目指しています。「ひと」と「地球」のウェルビーイングを重視した取り組みを進め、新会社を通じて持続可能な未来に寄与する企業グループとしての成長を続けていくでしょう。
長瀬産業株式会社は、今回の新会社設立を新たなスタート地点として、地域に根ざしたビジネスの展開を加速し、アジア地域におけるさらなる成功を目指します。