幻想的な空間に包まれる上野東照宮のライトアップ
上野公園の中にひっそりと佇む上野東照宮は、1627年に創建された江戸時代の重要文化財で、毎年恒例の秋のライトアップイベント「夢叶う光の夜」が今年も開催されます。今回のライトアップは、2023年10月25日から11月9日までの期間限定で、午後5時から午後7時まで皆さんをお迎えします。
新たな照明デザインでの幻想的な夜
登場するのは、世界的に有名な照明デザイナー石井幹子氏が手掛けた新しい照明設備です。昨年新設されたこの照明によって、社殿や唐門が美しい黄金色に包まれ、昼間の姿とは全く違った荘厳な雰囲気を醸し出します。金色殿や唐門の彫刻も、まるで浮かび上がるかのように鮮やかに照らされ、訪れる人々を魅了しています。
特に注目すべきは、ライトアップ期間中の特別な御守と御朱印です。ここでしか手に入らない「夢叶守」は、星空や夜の社殿、空を飛ぶ龍をモチーフにしており、800円で購入可能です。また、1300円で販売されるライトアップ限定の御朱印は、深緑の紙に美しい箔が施されており、角度によって色や柄が変わる特別仕様。どちらもこの時期だけの特別なアイテムです。
参拝をより特別にする体験
境内では、御守や御朱印が受けられるだけでなく、参拝者が写真撮影を楽しむこともできます。新たな照明の下で撮影した写真は、まるで異次元の世界にいるかのような幻想的な雰囲気を演出してくれます。また、数には限りがありますが、無料貸出の提灯も好評です。この提灯を持って歩くことで、地面に映し出される葵の御紋を楽しむことができます。こうした特別な体験は、昼間の訪問とは一味違ったものを提供しています。
文化財としての魅力
上野東照宮の金色殿や唐門は、いずれも1651年に造営され、国の重要文化財に指定されています。この貴重な江戸初期の建築物を目の前で楽しむことができるのは、訪れる価値があるでしょう。伝統文化と現代のライトアップの融合によって生まれるこの空間は、上野東照宮の新たな魅力を引き出し、多くの訪問者を惹きつけてやみません。
最後に
これからの秋の夜長に、自身の体験を魅力的なものにするために、ぜひ上野東照宮の「夢叶う光の夜」を訪れてみてはいかがでしょうか?美しくライトアップされた社殿を背景に、特別な御守や御朱印を手にしながら、貴重なひとときを楽しむことができます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
詳細は上野東照宮の公式ホームページをご確認ください:
上野東照宮公式ホームページ