感謝が未来をつむぐ
2025-02-17 15:21:52

「ありがとうの手紙コンテスト2024」で感謝が未来を紡ぐ新たな形を発表

感謝の心を形にする「ありがとうの手紙コンテスト2024」


地域社会の支援を目的として、株式会社ファミリーマートが主催する「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」は、2009年度から開催されています。毎年、身近な人々への感謝の気持ちを手紙にして表現する子どもたちの姿が見られますが、2024年度には新たに「SDGs賞」が設置され、こどもたちの視野がより広がったことを示しています。

新たな試み「SDGs賞」で未来を描く


特に目を引くのが「SDGs賞」です。この賞は、子どもたちが考えたより良い未来に向けたアイデアや取り組みを評価するために新たに設けられました。これにより、感謝の対象が家族や友人、環境、地域など多岐にわたることが際立ち、より深いメッセージが込められた作品が数多く誕生しました。

受賞した浦野恵奈さんは、お肉を食べることに対する想いを手紙にしたため、命を大切にする心を伝えました。彼女の手紙には、鮮やかな生きる力があふれています。

文部科学大臣賞受賞作品の感動


また、文部科学大臣賞を受賞した田中夢乃さんの「伝え続けてくれる人へ」という作品は、被爆者の体験を通じて平和の大切さを学んだ感謝の気持ちを込めたものです。この作品は、彼女が広島で学んだことから生まれたもので、平和を願う強い思いが伝わってきます。

田中さんは受賞の喜びを、「核兵器の恐ろしさを知ってもらいたい」という自らの思いとともに語りました。彼女の言葉には、感謝というより良い未来を作りたいという決意が含まれており、他の子どもたちへも影響を与えることでしょう。

地域とのつながりを大切に


表彰式は各受賞者の小学校で営まれ、地域のファミリーマートの店舗オーナーやスタッフも参加し、温かい瞬間を共有しました。朝霞市立朝霞第六小学校の表彰式では、地域の人々が参加し、受賞者の笑顔を囲んでお祝いしました。

ファミリーマートのオーナーたちは、このような取り組みを通じて「つながり」を強く感じており、地域の子どもたちの成長を応援する姿勢を示しています。彼らの言葉からは、地域全体の温かい思いが伝わってきます。

16年連続応募の成果


特筆すべきは、平塚市立金目小学校が16年連続で応募を続け、学校団体賞を受賞した点です。この学び舎では、感謝の心を育てるために子どもたちへの特別授業が行われ、最優秀作品賞の受賞者が生まれました。

このように、コンテストは子どもたちが感謝を形にし、成長する貴重な機会であり、温かい人間関係を育むきっかけとなることでしょう。未来を担う世代が感謝の心を持ち続け、その気持ちを言葉にして伝えることができるよう願っています。

まとめ


「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2024」は、ただのコンテストではなく、地域の温かい思いや、未来を見据えた活動が詰まっています。感謝の心が地域に広がり、持続可能な社会の実現に向けても多くの影響を与えることが期待されています。


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