JAPAN SELECT株式会社がソウルドアウトグループに参画
地域密着型おでかけメディア「JAPAN SELECT」を運営するJAPAN SELECT株式会社(所在地:東京都渋谷区)は、デジタルマーケティングのリーダー、ソウルドアウト株式会社と提携することを発表しました。2026年1月1日付でソウルドアウトの連結子会社として新たなスタートを切ります。この決定は、地方中小企業支援に向けた戦略的な第一歩となり、より包括的な地域振興へとつながる見込みです。
地域特化型メディアの強化
JAPAN SELECTは、「Made in JAPANを世界に伝える」を企業理念に掲げ、SNSを駆使して地域特化型情報を発信してきました。これまでに、全国で220万人以上のフォロワーを持つSNSメディアを運営し、地域アンバサダーを通じたマーケティング支援を行ってきました。しかし、地域市場のニーズが多様化している今、観光業界のみならず、より広範な産業支援が求められています。
これに応えるため、ソウルドアウト社が持つ「ローカル×AIファースト構想」が非常に魅力的です。地方に特化したデジタルマーケティングのノウハウを生かし、観光産業を主軸とするのではなく、地域全体の多様な産業を支援することで、新たな経済活性化を目指します。
ソウルドアウトの実績と強み
ソウルドアウト株式会社は、2009年に設立された企業で、地域に特化した顧客サポートを重視しています。全国に26の拠点を構え、デジタルマーケティングからDXまで、地方企業の成長を支えるさまざまなソリューションを提供しています。この提携によって、JAPAN SELECTはその強固な基盤を活用し、SNSやクリエイティブなコンテンツを通じた支援をさらに拡充することが可能になります。
地域への影響
今後、両社の連携を通じて、観光業界に留まらない革新的な地域産業の支援が期待されます。特に、デジタル技術を駆使した新しいマーケティング手法や、地域の特性を活かしたプロモーション活動は、多くの地元企業に新たな価値をもたらすでしょう。また、全国に広がるネットワークを活用し、多様な地域の魅力を最大限に引き出すことで、観光だけでなく、農業や商業、文化活動などの分野での成長も見込まれます。
代表者のコメント
両社の代表者は今回の提携について、それぞれのビジョンを共有しています。ソウルドアウトの代表、荒波氏は「ローカル企業支援は我々にとって最重要テーマであり、この提携によって地域活性化の新しい時代が到来すると信じています」と述べています。また、梅野社長も「当社の地域資源と、ソウルドアウト社のマーケティング力を融合させることで、地域産業全体の可能性を広げていきたい」と意気込みを語っています。
今後の展望
この提携を機に、JAPAN SELECTは地域産業全体の成長を加速させる体制を整え、人々が訪れたくなる魅力的な地域作りを進めていきます。また、より多くの地方企業がデジタルの力を活用し、成長のチャンスを掴むことができるよう努めます。観光や地域活性化に興味のある方々は、この新たな動きを注視していきましょう。JAPAN SELECTとソウルドアウトのコラボレーションは、地方経済を刺激し、変革をもたらす可能性を秘めています。