新3Dプリンター用ソフトAMmeister V8.0の魅力
2026年3月30日、UEL株式会社が、3Dプリンター用のスライス処理ソフト「AMmeister」の新バージョンV8.0をリリースしました。このソフトウェアは、国産の3Dプリンター用に特化して開発されており、多くの3Dプリンターメーカーから採用されています。今年のアップデートでは、造形品質の安定化と作業負荷の軽減を実現するための新機能が追加されました。
V8.0の主要な強化ポイント
1. Z軸方向補正機能の向上
新たに導入された「肉厚調整機能」では、モデルの底面におけるZ軸方向の補正が自動的に調整できるようになりました。この機能により、部位ごとの肉厚に基づいて適切な補正が行われ、ユーザーは手作業での微調整を行う必要がなくなります。これにより、作業時間が大幅に削減され、造形物の強度も保持されます。
2. 改良されたサポート作成機能
新たに導入されたアルゴリズムによってサポートの接触先端が適切に配置され、造形中の支えとしての役割が強化されました。これにより、モデルがサポートから外れるリスクが低減し、造形品質の安定性が向上しました。確認作業も減少するため、全体の作業効率も向上しました。
3. 新しい名称ルール
補正データの名称に統一感を持たせるため、従来は補正量のみを記載していた命名規則が省略され、データ管理がしやすくなりました。例えば、Z軸方向補正には「〇〇〇_C-0.05」といったフォーマットが適用されます。
4. 断面クリップ機能の改善
断面表示を維持しつつ、さまざまなコマンドを実行できるようになりました。これにより、形状チェックやサポート編集がよりスムーズになり、ユーザーは効率よく作業を進めることができます。
AMmeisterのパッケージと価格
AMmeisterはさまざまなニーズに対応するパッケージが用意されています。
- - AMmeister SLICE-PKG(スライス処理):¥330,000(税込)/年
- - AMmeister SUPPORT-PKG(光造形用サポート自動設計):¥770,000(税込)/年
- - AMmeister SLA-PKG(スライス処理+光造形用サポート自動設計):¥1,100,000(税込)/年
- - AMmeister STL-EDIT-OPT(Z補正を含むSTL編集機能):¥330,000(税込)/年
今後の展開
UELは今後3年間で180本の販売を見込んでいます。また、FDMでの主流であるMarlin Firmwareへの対応や、他の方式(粉末焼結やインクジェット)の受託開発にも取り組んでいく予定です。これにより、建設業界や産業用大型モデルのニーズにも幅広く対応できるよう努力していきます。
新しいAMmeister V8.0の導入により、3Dプリンターでの造形作業が劇的に効率化されることが期待されています。興味がある方は、是非公式サイトを訪れて詳細をチェックしてみてください。
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※AMmeisterはUEL株式会社の登録商標です。