イントロダクション
近年、AI技術の発展に伴い、情報収集の手法が大きく変わりつつあります。特にWeb制作やブランディングの業界では、企業サイトやオウンドメディアが重要な役割を果たしており、効果的なSEO施策が求められています。そんな中、株式会社デパートは株式会社ウィルゲートと提携し、AIを駆使したSEO戦略を成功させました。本記事では、その背景とプロセス、成果について詳しく紹介します。
変化する情報収集
生成AIの普及により、ユーザーはもはや複数のウェブサイトを比較するのではなく、AIの応答を直接参考にすることが多くなっています。この傾向は、特にWeb制作業界において顕著に表れています。デパート社もこの変化を受け止め、従来の施策に加えて、AIO(AI Optimization)への取り組みが必要となりました。
課題の明確化
デパート社は2021年に「デパートBLOG」をオープンし、そこに独自の記事を月に10本公開してきましたが、いくつかの課題に直面しました。それは、
- - 記事数は増えていたものの、求めていたキーワードで上位表示ができないこと。
- - オウンドメディア経由での確度の高い問い合わせが得られないこと。
- - SEO戦略全体を把握できず、KPIの管理が難しいこと。
これらの問題から抜け出すために、ウィルゲートの支援による新たな施策を導入することになりました。
施策実施に向けた準備
デパート社は2025年2月にウィルゲートとの連携を開始しました。
ターゲットキーワードの設定
最初に行ったのは、ターゲットキーワードの選定と社内執筆ルールの統一です。このステップでは、SEO観点から記事のタイトルにキーワードを統一的に反映させることが求められました。
TACT SEOを利用した記事運用
施策の初年度に取り組んだのは、月10本の新規記事と既存記事のリライトでした。このプロセスは、社内チームが一丸となって行い、効果的にサイトの健康状態を改善することを目指しました。そのためにウィルゲートからのサポートを受けながら、社内での執筆や順位管理を進める体制を築きました。
AIO施策による強化
2026年2月以降、AIO施策が実施され、AIによる情報発信の可視化を目指しました。この施策によって、監修者情報やFAQの追加、ページの構造化データの最適化が行われ、AIからの参照しやすさが向上しました。
導入結果
約1年間の施策の結果、毎月10件以上の質の高いリードを獲得することに成功しました。この数値は以前のリスティング広告から得られるリード数を上回っており、確度の高い相談が増加しました。また、目指していた「Web制作 流れ」や「Webサイト 運用」などの主要キーワードでも検索1位に輝くことができました。
内製体制の確立
TACT SEOを導入し、外部ライターに依存せずに社内で記事を作成できる体制が整いました。これにより、技術的な内容を迅速に処理でき、全社員にSEOの理解が広がる結果となりました。社内勉強会や「SEO辞典」の作成を通じて、全メンバーがSEO/AIOの重要性を理解するようになりました。
未来に向けて
デパート社はSEO/AIO施策を今後も継続し、さらなる成果が見込まれるとともに、ユーザーからの指名獲得や採用強化につなげる計画です。オウンドメディアの機能をフル活用し、リード獲得と採用の両面での成果創出に取り組んでいく方針です。デパート社の取り組みとウィルゲートのパートナーシップが生み出す新たな可能性に、今後も注目です。
会社情報
株式会社デパート
- - 所在地:東京都港区南青山一丁目1番1号新青山ビル 東館6階
- - 設立:2015年6月22日
- - 代表者:東 孝之
- - 事業内容:Webサイトの企画・ブランディング・制作
デパート公式サイト
株式会社ウィルゲート
- - 所在地:東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F
- - 設立:2006年6月20日
- - 代表者:小島 梨揮
- - 事業内容:M&A事業、コンテンツマーケティング事業、セールステック事業
ウィルゲート公式サイト